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2019年11月10日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
2020年はいよいよ東京オリンピックですね。中でも気になるのはやっぱりマラソン! 北海道で開催らしいけど、ワタシはどこでやろうとワクワクしちゃいます。でも、マラソンの42.195kmってすごく中途半端な距離ですよね。何か特別な意味があるんでしょうか?
マラソンの由来は、なんと紀元前までさかのぼります。古代ギリシャの兵士が、マラトンからアテネまでの約40kmを走って戦闘の勝利を報告したという故事に由来しているんだそうです。使命を果たした後亡くなってしまった兵士をしのび、1896年の第1回アテネオリンピックで彼が走ったのと同じ約40kmを駆け抜けた競技がマラソンの起源。「マラソン」という名前は地名から取ったというわけですね。
マラソンは、第1回オリンピックからしばらくの間「40km程度」というあいまいな計測でコースが決められてきました。現在の「42.195km」という細かな数字になったのは、1908年の第4回ロンドンオリンピックでのことです。この大会では、当初26マイル(41.843km)でコースが設定されていました。しかし当時のイギリス王妃・アレクサンドラが「ウィンザー城の庭園からスタートして、ゴールはロイヤルボックスの前で見たい」と望んだことにより、距離が少し長くなったのです。その後、パリ大会からこの距離が正式に採用されることになり、現在まで続いているということです。あまりにも細かい数字なので、なんとなく科学的な根拠があるのかな? と思っていましたが、こんな理由だったなんて面白いですね。
いろいろ調べていくうちに、マラソンにはさまざまな種類があることもわかりました。一般的にマラソンというと、42.195kmを走るフルマラソンをイメージしますよね。けれども、その半分の距離を走るハーフマラソンや、4分の1の距離を走るクォーターマラソンというものもあるんだそうです。
「フルマラソンを趣味にする!」というとハードルが高そうですが、少しずつ楽しみながら距離を延ばしていくことができそうなのがいいですね。ちなみに、フルマラソンの上にはウルトラマラソンというものがあります。100キロマラソンや6日間レース、アメリカ大陸横断レースなどの長期間・長時間に及ぶレースもあるんだそう。100km走るなんて想像もつきませんね。すごい!
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参照:株式会社ニッポン放送 マラソンが42.195kmになった意外な由来
株式会社ニッポン放送 ロンドン王妃のわがままでフルマラソンは42.195kmになった!?
イラスト:飛田冬子
人に話したくなる面白雑学「素朴な疑問」