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2019年07月28日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
我が家は4人家族。子どもたちの友達や、ワタシの友人、夫の同僚なども家に来ることが多く、トイレを使う頻度も多いのです。人が多ければトイレを使う回数も増えるもの。みんなが気持ちよく使えるように、今日もせっせとトイレ掃除に励んでいます。
だけどどうしても取れないトイレの臭いや汚れってありますよね。トイレの消臭スプレーや芳香剤の香りはちょっと苦手。なるべく自然にトイレをすっきり手早く掃除するコツってないのかしら? そう思って調べてみました。
トイレは狭い場所ですが、雑菌を広げないための掃除の順番があるのです。基本は「高いところから低いところ」の順序で掃除をしていきます。
1、トイレに入り便器のトイレ用洗剤または酸性の洗剤をまんべんなく吹きかけ、しばらく放置する
2、「高いところから低いところ」のルールに従い、まずは壁を上から拭いていく
3、ドアノブを拭く
4、トイレタンクや便器のふたを拭いていく
5、タンクに手洗いがある場合や、手洗い場所がトイレ内にある場合は、シンクの中をタオルで拭いて汚れを落とす
6、便座を掃除する
7、あらかじめ吹き付けておいた洗剤で便器の汚れが浮かび上がってくるので、ブラシでこする
8、最後に床全体を拭いて終わり
トイレ内に漂う嫌な臭いの元はアンモニアです。男性が使う頻度が多い場合、壁や床に飛び散った尿の飛沫が、雑菌と反応して悪臭の原因になります。また、便器の奥などにできる黄ばんだ汚れや、シンクや便器の水の流れのふちにできる灰色の線は、水あかです。これらはアルカリ性なので、酸性の洗剤を使って汚れを中和させると簡単に落とすことができるのです。
しつこい汚れの場合は、厚手のペーパーに酸性の洗剤をつけた後、しばらく放置して汚れを浮かします。その後、目の細かいサンドペーパーなどで、そっと汚れを削り落としていくといいでしょう。
酸性のトイレ用洗剤の強烈な臭いが苦手な人は、酢やクエン酸で代用するのがおすすめです。ただし、洗浄力は強くないので、ひどい汚れの場合は、やはり市販のトイレ用洗剤を使ったほうがよく落ちます。
除菌は酢やクエン酸でもできますが、アルコールスプレーも効果的。トイレのドアノブや壁、便座、便器の上などはアルコールスプレーを吹き付けた後に拭くとすっきりしますよ。
汚れのタイプがわかると、その汚れを中和させる洗剤で汚れを浮かして簡単に落とすことができます。トイレの汚れは、溜めれば溜めるほど頑固になって落ちにくいもの。1日5分でできる「高いところから低いところ」の掃除をこまめにしていれば、それほど大変ではないはずです。
なるほど。やっぱりこまめな掃除が一番効率的で簡単なわけね。トイレ掃除のコツは、毎日ちょこっと掃除。これがきれいをキープするコツなのだとわかりました。
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イラスト:飛田冬子