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2019年06月08日
素朴な疑問
我が家にある毛足の長いカーペット。一年中活躍してくれるけど、ホコリやゴミが気になってきます。カーペットってどうやって掃除したらいいのでしょう? 普段は掃除機でゴミを吸い込むだけ。他に裏技ってあるのでしょうか? 気になったので調べてみました。
■静電気を利用する場合
カーペットに付いたホコリや髪の毛を取るには、静電気を利用します。表面をこすって静電気を発生させ、汚れやホコリをくっつけて取るのです。
例えば、ゴムの手袋をしてカーペットの表面を上下左右なでるように動かすと、ゴム手袋に髪の毛やゴミがくっついてきます。
またナイロン製のシャワーブラシ(入浴のときに体をこするブラシ)でホコリをかき出すようにすると、静電気でホコリや髪の毛を取ることができます。
ポイントは静電気を発生させるような素材のものを選ぶこと。そうすると汚れを浮かせて取ることが可能になります。
■静電気を利用しない場合
たわしや木製のブラシでカーペットをそっとブラッシングします。汚れがかき出されたら掃除機で吸い取るか粘着式クリーナーで汚れを吸着します。髪の毛取りには粘着式クリーナーの粘着力が大活躍してくれますよ。
汚れをかき出すことがポイントなので、あまり強くこすり過ぎないようにしましょう。強すぎる摩擦はカーペットを傷めてしまいます。
■重曹を使う場合
カーペットには、使っているうちに人の汗や皮脂が付いています。汗や皮脂を落すのが得意なのは「重曹」で、においもなく、万が一なめても安心なので小さなお子さんのいるご家庭でも使うことができます。
重曹の粉をカーペットにまんべんなくまいた後、数時間放置します。その後掃除機で一気に重曹ごと吸い取ります。これで汗や皮脂を重曹が吸い取り、消臭効果も期待できます。それでも汚れが気になる場合は、「重曹」を水で溶かした「重曹スプレー」で拭き掃除をすると良いでしょう。
ただし、重曹をたくさん吸わせると掃除器によってはフィルターが詰まることがあります。ご注意ください。
■掃除機をかける
当たり前すぎて意外と見落としがちなのが掃除機のかけ方です。掃除機でカーペットのホコリやゴミをうまく吸い取るために、掃除機の動かし方にコツがあります。このコツはカーペットだけでなくラグやマットにも応用できます。
1、掃除機のヘッドをゆっくりじっくり動かす
力を入れてゴシゴシと勢いよく掃除機をかけるのはNG。カーペットの奥にあるホコリやゴミは、ゆっくりじっくり動かさないと吸い取れません。
2、掃除機は縦横にかける
同じ方向ばかりに掃除機をかけるのはNG。縦方向にかけたら、次は横方向からもかけましょう。
3、生地の毛を逆立てるようにかける
カーペットの毛を掃除機で逆立てながらかけましょう。奥のホコリやごみが出てきやすくなります。
カーペットの掃除には、やっぱり掃除機が一番手っ取り早く汚れを取れそう。でも、奥に入ったホコリや髪の毛を絡め取るには、静電気を利用した方法も使えそうですね。汗や皮脂が付いた臭いが気になる場合は、重曹をふりかけて吸着させ、掃除機で吸い取るのがおすすめです。汚れ具合やカーペットの素材に合わせて、汚れを吸い取り、すっきりさせておきたいものですね。
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イラスト:飛田冬子