公開日:2023年03月03日
素朴な疑問
はっさくの皮の剥き方&おいしい食べ方って?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ご近所さんにおいしそうな「はっさく」をたくさんいただきました! はっさくって、みかんやグレープフルーツよりも果汁は少なめだけれど、甘みと酸味がちょうどよくて歯ごたえもあるから大好きです。
でも、皮が少し剥きにくいのよね……。楽な剥き方はないかしら。生食以外のおいしい食べ方も気になったので、早速調べてみることにしました!
はっさくの皮の剥き方

はっさくの外皮は黄橙色で厚みがあり、じょうのう膜(果肉を包んでいる薄皮)も厚いのが特徴。手では少し剥きにくいので、ナイフや包丁を使う以下の方法がおすすめです。
- 実の上下を果肉が見える位置でカットする
- りんごの皮剥きのようにナイフや包丁をスライドさせながら外皮を剥いていく
- 手で1房ずつもいで薄皮を取り除く
ポイントは、外皮を剥くときに白い部分を残さないこと! 最初に上下をカットする際も、果肉が見える位置で切り落としましょう。
このポイントをおろそかにしてしまうと、薄皮が取りにくくなって実が崩れてしまいます。
はっさくのおいしい食べ方

甘みと酸味、苦味がバランスよく味わえるはっさくは、基本的に生食がおすすめです。薄皮まで剥いて、果肉のおいしさを存分に味わってください。
ただし、はっさくの皮に含まれる苦味成分「ナリンギン」には抗アレルギー作用があり、花粉症の緩和や血中の脂肪酸分解、免疫力アップなどに効果があるといわれています。皮も捨てずにマーマレードやドレッシング、ピクルスなどにしておいしくいただきましょう。
他にも、皮を洗ってから白い方を上に向けてカラカラの状態になるまで1週間ほど乾燥させると、香り豊かな「陳皮」になります。さらにミルで粉砕して唐辛子と混ぜるとはっさくの素晴らしい香りが広がる二味唐辛子ができますよ!
ちなみに、はっさくは独特の香りが強くてヘタと皮の鮮度が高く、重量感のあるものが良品です。
皮がしなびているものや、持ったときに軽いと感じるものは味が落ちているので避けるのがベターです。味が落ちてしまったものは、ジャムやシロップ漬けなどに使うとよいでしょう。
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参照:全国有機農法連絡会
イラスト:飛田冬子




