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素朴な疑問イチゴは野菜…!?野菜と果物の定義とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
お昼ごはんの準備をしながらラジオを聞いていたら、パーソナリティーの人がゲストに「イチゴは野菜だって知ってました?」と質問。その直後に「ええっ、そうだったんですか! ずっと果物だと思ってましたよ!」というお相手の声が聞こえました。
この会話を聞いていたワタシもビックリ! イチゴって、果物じゃなかったの? ワタシもこの年になって、いきなり「イチゴは野菜でした~」と言われてもピンときません。これは、ちょっと調べてみないといけませんね。
まず気になるのが、野菜と果物の定義について。この2つを区別するはっきりとした基準はあるのでしょうか?
野菜の定義とは
農林水産省では、野菜と果物(果実)には、はっきりとした定義はないとしています。これは、同じ作物でも国によって呼び方が変わることや、日本国内でも、生産・流通・消費などのそれぞれの分野で分類や呼び方が異なることからです。
ただし、はっきりとした定義はないとしながらも、農林水産省の食料需給表の統計上では、イチゴは野菜として分類されています。
また、農家などの生産分野では、下記の4項目を満たすものを野菜と定義しています。
- 田畑で栽培されるもの
- おかずや副菜として、米やパンなどの主食と一緒に食べるもの
- コンニャク、干ぴょうなどのような、形を変えた加工をしないもの
- 草本性(茎が木化しない)であり、樹木に実るものではないもの
この4項目を基準にすると、生産分野でもイチゴは野菜に分類されていることになります。
果物の定義とは
農林水産省では、おおむね2年以上栽培する草本(そうほん)植物および木本(もくほん)植物で、果実を食用とするものを「果樹(果物)」として取り扱っているとのこと。そのため、木に実るクリやウメは果樹に含まれますが、イチゴやメロン、スイカなどは、一年生の草本植物なので、この定義に当てはまらないため野菜として分類されているようです。
イチゴは野菜であり果物でもある
農家などで生産されているときは「野菜」として育つイチゴですが、出荷されてからは、「果物」としてスーパーなどに並び、果物として消費者の手に渡ります。これは、メロンやスイカも同じです。
イチゴは野菜として育てられるけれど、消費者が食べるときは果物として食べられているということですね~(なるほど、そういうことだったのね!)。
イチゴは、野菜のように育つ果物ということでいいのかしら!? ちょっとややこしいけど、理解できたような気がします。
この話、まずは家族に、それから友人に話しましょ。ああ~、早く話したいわぁ!
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