フードプロセッサーとミキサーの違いは?
2023.06.152023年01月28日
素朴な疑問
ハイヤーとタクシーの違いって?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、お友達とホテルのバイキングに行ったときのこと。ホテルのエントランスにタクシーのような車が停まっていました。
でも、なんだかタクシーとは違うみたい……。
「高級車だし、タクシーは乗務員さんが車を降りてドアサービスをしないわよね? あれはタクシーじゃないのかしら」と言うと、「あれはハイヤーよ」とお友達が教えてくれました。
ハイヤーって聞いたことはあるけれど、タクシーとは何が違うのかしら? 早速調べてみます!
ハイヤーとタクシーの違い
ハイヤーもタクシーも、目的地まで乗せて行ってくれるという目的は同じですが、それぞれ以下のような特徴があります。
【ハイヤー】
- 完全予約制
- アルファードやセンチュリーなど黒塗りの高級感のある車種が採用される
- 営業所の車庫を出てから車庫に戻るまでの間が課金対象
- 運転手の手でドアの開閉をする
- 支払いは後日請求書を受け取ってから
- 月極や年間契約での専属利用も可能
【タクシー】
- 街中での流し営業や無線での配車を行っている
- 乗った場所から降りる場所までが課金対象
- 自動開閉ドア
- 料金は時間・距離などによるメーター制
ハイヤーとタクシーは、営業形態や料金システム、サービスなどに明確な違いがあります。
まず、ハイヤーは完全予約制で、車庫を出発した時点から料金が発生します。タクシーは街中での流し営業を行っているので、空車であれば誰でも拾うことができ、料金は乗車した分だけ払うのが一般的です。
ハイヤーはホスピタリティも充実しており、高級感がある車種が採用される他、運転手自身の手でドアを開閉します。
また、ハイヤーは利用時間に応じた料金を後日支払います。タクシーは、下車するタイミングでメーターに表示された金額を支払うので、その点も違いますね!
ただし、流し営業が難しい地域では、タクシーもハイヤーと同じように電話予約によって配車されることもあるため、タクシーのことをハイヤーと呼んでいるケースもあります。
ハイヤーを利用するシーンって?
完全予約制で運行され、ホスピタリティも充実しているハイヤーは、以下のようなシーンでよく利用されます。
- 海外VIPの送迎
- 会社役員の移動手段
- 官公庁への訪問
- 冠婚葬祭
- 観光 など
ハイヤーの乗務員さんは、勤続年数も長く、勤務態度も良好な上、厳しい試験に合格した人のみです。
英会話などの特別な教育を受けている場合もあるので、海外VIPなどのエグゼクティブ層のおもてなしにもよく利用されます。
タクシーとハイヤーは、目的や用途によって使い分けるものなんですね!
■人気記事はこちら!
参照:大和自動車交通株式会社
イラスト:飛田冬子