お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2021年07月05日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
急な休みがとれたと言っていた友人が、ふらりと温泉めぐりのドライブ旅行に出掛けてリフレッシュしてきたそうです。急だったので「RVパーク」で車中泊をしたそうです。
そもそもRVパークとはどんな施設なのでしょうか。さっそく調べてみました!
RVパークは、「一般社団法人日本RV協会」が推進する車中泊ができる施設です。道の駅や日帰り温泉施設、オートキャンプ場などに車中泊専用の駐車スペースが設置されていて、有料で利用することが可能です。中には予約が必要なところもありますが、基本的には予約不要です。
RVパークは、一般的な駐車場に比べてゆったりとしたスペースになっていて、椅子やテーブルを出すこともできます。
利用料金は1台1泊3000円ほどのところが多く、キャンプ場やホテルに泊まるよりリーズナブルに宿泊できるのはうれしいですね!
また、最長で1週間程度の滞在も可能なので、観光スポットでゆったり過ごしたい場合などにも便利に使えそうですね。
RVパークには、次のような定義があります。
また、次のようなことは禁止されています。
なるほど、キャンプ場のように自由に直火でバーベキューなどはできないものの、トイレや電源の心配がないのは安心ですね。
さらに近くに温泉などの入浴施設があれば、初心者でもかなり快適な車中泊体験ができそうです。
2022年5月時点で、全国各地に260か所以上のRVパークがあり、続々と増えていて、さらなる展開が期待されます。
車種は、キャンピングカーや一般車両での利用も可能です。自家用車で気ままにふらりと旅行をしたい人には便利なシステムですよね。
ところで全国各地にある道の駅とRVパークってどう違うの?と思いますよね。
道の駅は、無料の駐車場があり24時間利用できるトイレも設置されているので、宿泊ができると思いがちですが、あくまで「休憩施設」です(道の駅内に設置されたRVパークは例外)。なので、道の駅では仮眠はできますが、宿泊はできません。また、高速道路のサービスエリアや公園、他公共施設なども同様です。
また、海水浴場の波辺などの場合は、地方自治体や国が管理をしていることが多いため、無許可で車中泊をすると不法占拠とみなされ、警察に通報される可能性もあり、注意が必要です。
だからこそ、車中泊する際は、RVパークが安心というわけですね!
全国各地のRVパークを利用すれば、旅をより気軽に楽しめそう! ハードルが高いと思っていた車中泊ですが、リーズナブルに快適な旅ができそうです。
■人気記事はこちら!
イラスト:飛田冬子