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素朴な疑問2022年の花粉飛散量は例年より増えるって本当?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
冬の寒さも底が見えてくると、悩まされるのが花粉症です。ワタシのまわりにも重度の花粉症を患っている人がいて、苦しそうな様子を見ているこちらもつらくなってしまいます。
年によって飛散量が多かったり少なかったりするスギ花粉ですが、今年はどうなのかしら?今日は2022年の花粉飛散量について調べてみようと思います。
2022年の花粉の飛散量は?
スギは夏から秋にかけて花粉を作り、寒い冬の間に休眠した後、2月頃から5月にかけて一斉に開花して花粉を飛ばすというサイクルを繰り返しています。
花粉の量は、スギが花粉を作る6月~8月にかけての夏の気象条件によって大きく左右されます。例えば、前年の夏に日照時間が少なく、気温が低く、雨が多かった場合は花粉の量が少なく、逆に日照時間が多くて気温が高く、雨が少なかった場合は、花粉が精力的に作られて量が多くなります。
では2021年の夏はどうだったでしょうか? 日照時間は全国的にはほぼ平年並みでしたが、近畿や山陰の一部地方では日照時間が少なく、関東から北の地域では、日照不足となった2020年と比べて大幅に日照時間が増えたことがわかっています。
そこで一般財団法人日本気象協会が発表している2022年の花粉飛散量は「関東から北の地域は例年並みで地域によってはやや多め、東海地方から西の地域では例年より少なめ」と予想されています。
前年比で見ると、北海道や北陸、東北、九州の一部地域では花粉が多く飛ぶと見込まれています。特に北海道は前年比約3倍と飛散量が非常に多くなる予報が出ていますので、地元の方はご注意ください。
2022年の花粉飛散時期予想
2022年の花粉飛散時期は例年並みで、2月上旬に九州、中国、四国、東海、関東の一部地域から花粉シーズンがスタートする見込み。ピークは福岡や高松で2月下旬~3月上旬、広島、大阪、名古屋で3月上旬~中旬、金沢、東京、仙台で3月上旬~下旬となる予想です。
今年の花粉は地域によってバラつきが大きくなる予測です。また、飛散が少なめといっても多くの地域でシーズン中に花粉量が2000個/cm2(平方メートル)を超えると見込まれています。
2000個/cm2を超えると花粉症を発症しやすくなるといわれているので、今は花粉症でない人も地元の花粉情報をチェックして心の準備をしておくとよさそうです。
暖かい春を心地良く過ごすために、花粉症対策は念入りにしておきましょうね!
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参照:tenki.jp
イラスト:飛田冬子
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