自分を超える
大きな力を実感したことは、
私にとって劇的な意識転換でした

3人の子育てと数々の転機を経て、約50年にわたり第一線で活躍する俳優の原田美枝子さん。第2回は、10代でデビューして「死んでしまいたい」と思いつめた時期のこと、そして「傲慢だった」という自分を大きく変えた出来事について語っていただきます。

15歳でデビュー。
大好きだった高校を退学することに

――もともと引っ込み思案だったという原田さんが、芸能界に入ったきっかけは、中学時代に夢中になった映画「小さな恋のメロディ」でした。映画を見た翌年、出演していた俳優マーク・レスターの「相手役募集」という新聞広告を見て、思い切って応募。最終選考で落ちたものの、芸能事務所に所属することになったのです。

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