健康を守る!夏の簡単掃除術・2

夏の掃除:洗濯機のカビ対策!除菌&キレイに保つコツ

夏の掃除:洗濯機のカビ対策!除菌&キレイに保つコツ

更新日:2023年08月14日

公開日:2021年06月28日

夏の掃除:洗濯機のカビ対策!除菌&キレイに保つコツ
健康を守る!夏の簡単掃除術・2

掃除と家事に詳しい藤原千秋さんに、本格的な夏が始まる前に掃除するべき場所、大切なポイントを伺いました。今回は、洗濯機掃除のポイントです。湿度が高い洗濯機はカビが繁殖しやすい場所。除菌&キレイに保つコツを聞きました。

洗濯機:洗濯槽クリーナーで除菌!フタを開けて乾燥を

夏の掃除:洗濯機は除菌&フタを開けて乾燥を

夏の掃除のポイントは、水まわりの除菌と乾燥です。気付かぬうちにカビが発生しやすい場所の一つが、洗濯機! 洗濯機の中でカビが発生すると洗濯物が臭くなり、衣類にも菌が付着してしまいます。

「本格的な夏が始まる前に、できるだけ早い段階で、専用の洗濯槽クリーナーで洗濯槽を洗いましょう。簡単にキレイになりますよ」と藤原さん。

洗濯槽の内部のカビ汚れなどを除去できる 市販の洗剤(洗濯槽クリーナー)で、使用方法に沿って洗います。縦型、ドラム式など、洗濯機の機種に合った洗剤を選びましょう。

洗浄後、黒っぽいワカメのようなものが出てくる場合も。

「それはカビの塊。キレイに取り除き、1週間後など時間をあけて再度洗いましょう。お風呂の残り湯も雑菌が多いので、夏は特に洗濯に再利用するのは避けましょう」

湿気は大敵!洗濯機のフタは常に開けたままに

また、洗濯槽の中に、次に洗うものを入れておくのはNGです。「それは菌を培養しているのと同じこと。別途、洗濯用のかごなどに入れておきましょう」と藤原さん。

使わないときに洗濯機のフタを閉めておくのもNG。湿気がこもり、菌が繁殖してしまいます。運転時以外は、常に開けたままにしましょう。

トイレや浴室もカビに注意!換気扇は24時間回すこと

トイレや浴室もカビに注意!換気扇は24時間回すこと

トイレや浴室もカビが増えやすい水まわりですが、「トイレや浴室は長居する場所ではなく、健康への影響度でいうと優先度は下がります」と藤原さん。

「トイレや浴室は普段通りの掃除で大丈夫ですが、秋冬など寒い時期に比べ、夏は掃除の頻度を少し上げましょう」

トイレも浴室も、大切なのは「換気」。築年数が古い家で浴室換気扇がない場合、窓や出入り口のドアを長時間あけておくなど工夫をしましょう。

「トイレや浴室に換気扇が付いている場合、24時間回すのがおすすめ。タイマー付きの換気扇しかない場合、朝や昼に1回など気付いた折に最大時間回すようにしましょう。空気を循環させることで、カビが生えるリスクを減らせます」

トイレ:注意すべきは床の隅の汚れと便器の先端部分

トイレには、汚れがたまって臭いが発生しがちなポイントが2か所あります。それが、「タンクの後ろなど狭い場所の床のホコリ」と、「便器の先端部分の裏側」。

ズボンやスカートを着脱するトイレは、実はホコリがたまりやすい場所。ホコリが湿気や汚れを吸着すると、ニオイの原因になってしまいます。トイレ用洗剤で汚れをしっかり拭き取りましょう。汚れが付着しやすい便器の先端も同様です。

トイレの床や壁はエタノールスプレーで拭くのがおすすめですが、手に入らない場合、市販のトイレ用洗剤とトイレットペーパーでOKです。

見落としがちな床の隅の汚れも拭き取りましょう

1.トイレットぺーパーにトイレ用洗剤をつける

トイレ掃除:トイレットぺーパーに洗剤をつける
トイレットペーパーをたたみ、トイレ用洗剤を吹きかけます

2.タンクの後ろの床もホコリを拭き取る

トイレ掃除:タンクの後ろの床もホコリを拭き取る
見落としがちなタンクの裏のホコリは、湿気や汚れを吸着するので拭き取る

3.狭い場所も、手の届く範囲で拭き取る

トイレ掃除:狭い場所も手の届く範囲で拭き取る
服の繊維ぼこりもニオイの元になるので、放置しない

4.ときどき壁も拭いて除菌する

壁にも汚れが付着しがちです。夏場はいつもより多めに拭くこと

便器の裏側も忘れずに!

1.便器の先端の裏にトイレ用洗剤を吹きかけ、ブラシで磨く

トイレ掃除:便器の先端の裏をブラシで磨く
便器の先端の裏に最も汚れがたまりがち。こまめにキレイに掃除を

2.便座の下も拭く

トイレ掃除:便器の下も拭く
トイレットペーパーにトイレ用洗剤を拭きかけ、便座の下や便器の外側も拭きます

3.掃除に使ったペーパーは普段の量より多いため、ゴミ箱へ!

掃除に使ったトイレットぺーパーは、普段流す分量より多くなります。詰まらせないよう別に捨てましょう
掃除に使ったトイレットぺーパーはトイレに流さない

浴室:優先順位は低めでもこまめに掃除をすれば常にラク

「浴室は、長湯の方でも1時間程度の滞在でしょう。寝室ほどは長居をしないので、掃除の優先順位は下がり、普段通りの掃除で十分です」と藤原さん。

ただ、日々の汚れが積み重なると、掃除が大変になってしまいます。特に排水口は、日々、汚れをためないようにしましょう。

排水口の髪の毛はティッシュで取り除く


お風呂に入ったら、毎回、髪の毛や汚れをティッシュペーパーで取り除くだけでも、菌の繁殖予防になります。

洗面所の歯ブラシ立ても夏場は注意!

浴室掃除の際は、洗面所の「歯ブラシ立て」もチェックしましょう!  歯ブラシ立ても底に水分がたまり、菌が繁殖しがちな場所。歯ブラシは口に入るものなので、こまめに洗ってしっかり菌を除去しましょう。

歯ブラシ立ての底の汚れは、泡スプレーで落とします。

食器用の泡スプレーなどで洗い流し、乾かしましょう

泡スプレーがない場合は、食器用洗剤をつけたティッシュペーパーを底に入れて、歯ブラシの背でぐるりと汚れを取ってもOKです。

届きにくければ歯ブラシの柄などを使ってきれいに

次回は、寝具まわりのお掃除方法を紹介します。

教えてくれた人:藤原千秋さん

藤原千秋さん

ふじわら・ちあき 住宅ライター・アドバイザー&コラムニスト。大手住宅メーカー営業を経て、住まい、暮らしまわりの記事、監修、企画、広告、アドバイザリーに携わる。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版・刊)など著監修書多数。

取材・文=野田有香(ハルメク編集部) 撮影=元木みゆき、鈴木真弓

※この記事は2020年7月号「ハルメク」に掲載された内容を再編集しています。

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