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いらないバッグを寄付する前に確認すべきポイントとは?選ぶ基準や寄付先の具体例とともにご紹介!気付かないうちに増えて処分に困ったバッグ。「今が寄付するタイミングかしら?」「寄付先をどう選べばよいのかわからない」という人は要チェックです!
寄付するバッグを選ぶ基準とは?
「今の自分には似合わない」「増え過ぎてしまった」などの理由でバッグを処分したい場合、寄付も選択肢の一つとなります。
寄付すればゴミとして捨てることもないうえ社会貢献にもなりますが、いざ寄付するとなると「これは寄付できるの?」「本当に処分するタイミングかしら?」など、ためらってしまうことも多いのではないでしょうか。
ここでは、寄付するバッグを選ぶときの基準を紹介します。
使用頻度が低い
寄付するタイミングかどうか迷ったときは、そのバッグの使用頻度を考えてみましょう。
昔はよく使っていたものでも最近はめっきり使わなくなったというような場合は、自分の年齢とバッグが合わなくなっている可能性が高いといえます。
それほど汚れていないと「また使う機会があるかもしれない」と寄付するか迷ってしまいますが、どのくらいの期間クローゼットにしまわれていたかを考えてみると、手放すべきかどうか判断しやすくなります。
また、バッグのデザインはファッションの流行に大きく左右されるものです。流行は繰り返すといわれていますが、多くの場合10〜20年くらいの間隔をあけて流行が巡ってきます。
日本では流行遅れでも、開発途上国では流行に関係なく喜ばれるため、流行り廃りも寄付を検討する一つの基準だといえるでしょう。
用途が同じものを複数持っている
用途が限定されるようなバッグを複数持っている場合も、寄付して数を減らすことを検討しましょう。
例えば、旅行用のボストンバッグや冠婚葬祭用のバッグなどは普段あまり使う機会がありません。複数持っていたとしても、結局は一つしか使わないということもあるのではないでしょうか。
そのような場合、傷や汚れなどがなくまだ使えるものでも、よく使うものだけを残してあとは寄付することを考えてもよいでしょう。
今後使う予定がない
バッグには大切に長く使うものもあれば、学生鞄のように一定の期間だけ使ってその後はいらなくなるものもあります。
例えば、ランドセルは小学校を卒業すれば一切使わなくなります。思い出が詰まっているからとなかなか手放す気になれなかったり、なんとなくそのまま残しておいたりなど、処分せずにクローゼットにしまいっぱなしになっていることも少なくありません。
そのように今後使う予定がなく処分に困っているバッグは、寄付してもう一度活躍できる場所を与えてあげるとよいでしょう。
いらないバッグを寄付するときに確認すべきポイント
いらないバッグを寄付すれば、ゴミを減らせるだけでなくバッグを必要としている人に使ってもらえます。
しかし、寄付にはリサイクルショップやフリマアプリなどで売却する方法のように金銭的なリターンがないため、なぜ寄付をするのか、まずはその目的を整理することが大切です。
「困っている人の役に立ちたい」「SDGsに貢献したい」など目的が明確になったら、実際に寄付する場所を選んでいきましょう。ここでは、寄付するときに確認すべきポイントを3つ紹介します。
寄付を受け付けているか確認する
バッグを寄付する際は、寄付を検討している団体や企業がどのような品目を受け付けているか確認しましょう。
団体や企業によっては、衣類や毛布などの布製品は受け付けていても、バッグの寄付は受け付けていない場合もあります。
また、汚れや破れが多少あっても受け付けているところもあればそうでないところ、寄付を受け付けているバッグの種類が限定されているところもあるため、事前に確認することが大切です。
それと併せて事前の連絡は必要か、梱包の仕方や配送業者に指定はあるのかなども確認しておきましょう。
かかる費用を確認する
寄付は困っている人の支援が主な目的であるため、バッグを送るための段ボールの準備から送料なども送る側が負担するのが一般的です。
例えば、ダンボールにバッグを入れて郵送する場合は、1000〜2000円程度の送料がかかります。
団体や企業によっては、専用の郵送キットの購入が必要だったり寄付金と一緒に品物を送る必要があったりするため、事前にどのくらい費用がかかるのか確認しておきましょう。
活動内容を確認する
いらないバッグを寄付する際は、自分が寄付したバッグがどのようにして役立つのか、団体や企業の活動内容を確認しておくことが大切です。
その際、寄付したバッグの使途とともに、ホームページで定期的に情報を発信しているかもチェックしましょう。
具体的には、活動報告書や決済書、年次報告書などの資料やこれまでの活動実績・活動内容などの情報をホームページ上で公開、定期的に更新していない場合は要注意です。
気になることがあれば、団体や企業に直接メールや電話をして質問したり、情報の開示を求めたりするのもよいでしょう。
情報の開示を求めても提示してもらえない場合は、他の団体や企業への寄付を検討することをおすすめします。
いらないバッグを寄付できる団体・サービス
いらないバッグの寄付を受け付けている団体やサービスは多岐にわたります。上記で紹介したように、寄付の受付品目や費用、活動内容などから寄付先を選択するのがおすすめですが、具体的にはどのような寄付先があるのでしょうか。
ここでは、いらないバッグを寄付できる団体・サービスを3つ紹介します。
地方自治体
地方自治体でも、不要となったバッグなど衣類以外のファッション小物を回収し、リユースする取り組みを行っているところがあります。
以下は、バッグなどのリユース事業を行っている自治体の例です。
千葉県松戸市
千葉県松戸市では、市役所の玄関や支所、市民センター、スポーツ施設に設置された回収ボックスに入れられたバッグや靴、ベルトを海外でリユースする事業を展開していて、令和4年の回収量は2万10kgにのぼります。
回収しているのは、リュックサックやショルダーバッグ、ハンドバッグ、ビジネスバッグ、ボストンバッグなど。反対に車輪のついたスーツケースやキャリーバッグ、ゴルフバッグ、ランドセルは回収できません。
回収されたままの状態でリユースするため、汚れや傷みの激しいもの、においのひどいもの、濡れているものは回収ボックスに入れないようにしましょう。
京都府宇治市
京都府宇治市では、市役所や公民館、コミュニティセンター、市内の銀行内で回収したバッグや靴、ベルト、ぬいぐるみなどを東南アジアでリユースする取り組みを行っています。
リュックサックやショルダーバッグなどのバッグ類だけでなく、ポーチも回収してくれますが、ゴルフバッグや車輪のついたバッグ、ランドセル、汚れや破れがあるものや濡れているものは回収できません。
宇治市役所では他にもパソコンや携帯電話、電子辞書などの小型家電、インクカートリッジや蛍光灯などさまざまな回収ボックスが設置されているため、不用品をまとめて持っていくのがおすすめです。
株式会社ワールド
「UNTITLE(アンタイトル)」や「TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)」など、多数のファッションブランドを展開する「株式会社ワールド」では、2009年から不要な衣料品を回収する「ワールド エコロモ キャンペーン」を年に2回開催しています。年間100万枚を集めるアパレル業界最大規模の取り組みです。
開催期間中に全国の百貨店やショッピングセンター、アウトレットモールに衣料品やバッグ、帽子、ベルト、ネクタイなどを持ち込むと500円OFFチケットと交換してくれます。
引き取った衣料品は、リサイクルパートナーを通じて国内外でリユース・リサイクルされるほか、リサイクルパートナーからの引き取り金は、支援を必要としている子供達のための基金へ寄付されます。
古着でワクチン
「古着でワクチン」は、いらない服やバッグ、靴などの不用品を開発途上国に寄付できるサービスです。寄付したバッグは開発途上国へ輸出され、輸出先の国や地域で販売することで、雇用やビジネスを生み出しています。
専用の回収キットを購入し、届いた回収袋にいらないバッグを詰めて集荷依頼するだけで寄付できるため、ダンボールの準備や郵送など、寄付するための手間をできるだけ省きたい人におすすめです。
回収可能かどうかは事前にきちんと調べておくのが基本ですが、万が一リユースできないバッグを回収袋に入れてしまったとしても、返送はされずに再資源化してリサイクルできるものは有効活用されます。
バッグの寄付に「古着でワクチン」をおすすめする理由
バッグの寄付はさまざまな団体や企業で行われていますが、結局どこへ寄付すべきか迷ったときは「ハルメク 古着でワクチン」がおすすめです。
ここでは、バッグの寄付に古着でワクチンをおすすめする理由を3つ紹介します。
一度にたくさんのバッグを寄付できる
古着でワクチンの回収袋は、自宅に届いたときは小さいけれど、広げてみるとTシャツが約100枚、重さにすると30kgまで入る大容量。
バッグはかさばるものも多く、一度にいくつも詰めるのは大変ですが、古着でワクチンの回収袋ならたくさんのバッグを詰め込めるため、これまでバッグの整理をしたことがなかった人や家族のバッグを一度に寄付したい人におすすめです。
バッグ以外のものも寄付できる
古着でワクチンは、バッグだけでなくTシャツやズボンなどの衣類全般、靴、アクセサリーなどの服飾雑貨、ハンカチなども入れられるため、クローゼットを一気に片付けたいときに向いています。
バッグ以外のものもどんどん詰め込んでいくとかなり重たくなってしまいますが、縦、横、高さの3辺の合計が160cm、重さは30kgまでであれば回収してくれます。
重たくなってもスムーズに集荷できるよう、玄関で詰めるのがおすすめです。
ただし、寄付したものはカンボジアなどで現地の人が使用するため、シミなどの汚れや破れがひどくて着られないものは送れません。また、下着や靴下、タイツなどの肌に直接触れるものやぬいぐるみ、人形などもNGです。
バッグだけでなくポリオワクチンも寄付できる
古着でワクチンはバッグなどの不用品を寄付すると同時に、開発途上国の子どもたちにポリオワクチンを寄付できます。
「ハルメク 古着でワクチン」は、「古着deワクチン」を運営する日本リユースシステム株式会社と協力して生まれた特別版です。
通常は一口につきポリオワクチン5人分の寄付となるところを、「ハルメク 古着でワクチン」なら回収キットを1点購入するごとに20人分のワクチンを寄付できます。
いらないバッグを寄付する際は事前の確認が重要!
いらないバッグを処分する方法は、ゴミとして捨てたりリサイクルショップやフリマアプリなどで売ったりなどがありますが、寄付すると決めたら信頼できる団体や企業を選ぶことが大切です。
バッグの寄付は各地方自治体やアパレルブランド、慈善団体やNPO法人など、さまざまなところで受け付けています。
バッグを寄付する際は、まず寄付を受け付けている品目やかかる費用、活動内容などをしっかりと確認し、納得してから寄付先へ送るようにしましょう。
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