いろいろありましたが、4回目でやっと完成~!!

相続登記を自分でやってみる!(4)

公開日:2023.06.23

妹でも、婚姻した兄弟姉妹の戸籍を取ることは、赤の他人の戸籍を取るのと同じだなんて、知りませんでした。相続登記の手続きでは、知らないことやびっくりすることがたくさん。勉強になったので、そういう意味では、自分でやってよかったと思います。

兄の戸籍が取れない!

4回目となる相続登記シリーズ(相続登記を自分でやってみる!(1)(2)(3))。

前回、銀行で亡き兄の戸籍が必要と言われました。

法務局でも確認したところ、やはり兄の戸籍がいると言われました。

法務局では、初回に書類が揃っているかどうかの確認はしてもらっていたのですが、内容まではじっくり見てもらっていませんでした。なので、こちらが言わなければ、兄が故人であることを見落とされたまま書類を書き進めるところでした。

市役所に取りに行く前に、ここまでの経緯を義姉にLINEで報告したら「待った〜!」の返事が。

「ちょっと待って。妹でも、お兄さんの戸籍は取れないみたいよ」

「えっ、なんで?」

兄の戸籍が取れない!

びっくりして、すぐに調べてみたら、婚姻後の兄妹姉妹の戸籍を取るには条件があり、わたしの場合、

  • 父の戸籍謄本
  • わたしの戸籍謄本
  • 母の委任状

が、必要と書いてあるじゃないですか。

父の戸籍を取りに行ったときは、「直系の娘さんなら、同意書は要りません」と言われたので、今回も必要ない、と思っていました。

もし、必要なら用意しなくちゃいけないし、他にも書類が要るかもしれない。

あれこれ調べるより、市役所に直接電話した方が早いので、聞いてみることにしました。

市役所では、母の同意書と、わたしの身分証明書があればOKと言われました。

はぁ~、よかった〜。

すぐに、母に同意書を書いてもらい、無事市役所で兄の戸籍を取得することができました。

やっと、できた~!!!!

さて、いろいろありましたが、4回目の相談でやっと書類が完成しました。

最後に、登録免許税分の収入印紙を貼り、言われた箇所に割印をして、提出〜。

やっと、出来た~。

提出した書類に不備がなければ、3週間後に登記完了証が貰えます。

わたしの場合、ちょうどGWを挟んでいたので3週間かかりましたが、普通なら1〜2週間で審査は完了するみたいです。

なんとか、自力でできましたが…

なんとか、自力でできましたが・・・

相談回数を重ねるごとに、書き方もわかってきましたし「思ったより難しくなかったな」というのが感想です。

ただし、わたしのように相続するのが、あくまでも土地と家のみ。戸籍、親族関係に問題がない。という場合、時間はかかりますがなんとか自力でできます。

もし、農地やアパートなどの不動産があったり、故人の戸籍を遡るのが難しい場合は、早めにプロにお任せしたほうがいいと、今回の長い手続きを終えて思います!

■もっと知りたい■

家事代行会社に勤務。整理収納アドバイザー。夫と夫の母、子ども3人、ねこ2匹と同居。2022年、6年間、介護していた父を亡くしました。介護が一段落したので、片付け、掃除以外に、夢中になれる趣味を模索中。

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