芸事・芸能にご利益がある神社「3選」
2021.12.31モロッコの会
私たちは「モロッコおひとり様ツアー」に参加して知り合った、数年来の仲間です。度々、集まってはハイキングをしたり、食事を共にしています。
今回は、ガイドさんをお願いしての鎌倉歩きを行いました。
若いころから私は今までに何度も何度も訪れた鎌倉ですが、今回は今までとは違う歩き方ができました。
少しずつですが春めいてきた休日、北鎌倉に集合です。歴史に触れながら、春浅い鎌倉歩きの始まりです。
円覚寺は、谷の奥深くに伸びた広い敷地を持つ古刹です。
やはり、浅い知識で見て歩くより、ガイドさんの説明を聞きながら歩く円覚寺は、今までとは違う趣をもって味わうことができます。
鎌倉で唯一の世界遺産・舎利殿の屋根の流れるような勾配は何とも美しいものです。一つ一つ咲き始めた花々も、心が解放されるような気持ちになります。
駆け込み寺で名前をご存じの方も多いかと思われますが、東慶寺も歴史的考察を交えてのガイドさんの案内で参詣することで、また新たな姿が当時へと空想の中に立ち上がってきます。
鎌倉アルプス
鎌倉は谷戸と呼ばれる谷筋から地形が形成されています。鎌倉の周囲を囲みこむように小高い丘が巡って、所々に切通となって街中へとつながっています。その山筋を東慶寺横から登り始め、源氏山公園を経由して銭洗弁天までのハイキング道に向かいます。
大した登りではないものの、後ろから元気な声と共に駆け上がってくる小学生の集団に、あっけなく追い抜かれる私たちです。
源氏山公園は、縁結びの社もあり若者でにぎわっています。おみくじに一喜一憂する若者の姿は、ほほえましい光景です。水仙の花水鉢がなんとも美しく、心が和みます。
広場にある源頼朝像も、ここだけが鎧姿とのガイドさんの説明に、確かに他で見る像は烏帽子姿ですからふ~むとうなずかずにはいられません。
トンネルを抜けて銭洗弁天へと続く道は、昭和になってからの道だそうですが、我々は旧道から銭洗弁天へ歩きます。
藪をかき分けながらの道で、少しだけ山歩きを満喫です。旧道は銭洗弁天の上から降りるような道になっています。ガイドさんから教えていただかなければ、気が付かないような場所から踏み込む旧道でした。
お昼は、ガイドさんが予約しておいてくれた和食のお店で、各々がビールで乾杯の和やかな食事風景です。
ますます、モロッコの会が親睦を深める、善き春の一日になりました。
■もっと知りたい■