- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 文化部
- 針仕事
はじめの一歩
小さい時から何かをつくることが大好きでした。初めは何をつくっていたのかな、思い出してみますね。
小学4年生の頃に残しておいたお年玉で、レース糸とビーズを買ったのを覚えています。
母の手元を見よう見まねで編針を持ちました。レース糸にビーズを通してぐるぐる編みながら、小銭入れを編みました。何度も何度も同じ物をつくり続けて、どんどん形ができることが楽しくて編み物に夢中になりました。レース糸の次は毛糸でマフラーを編み、手袋を編みました。
中学生の頃にはスウェーデン刺しゅうが楽しくて、同じパターンでいくつも刺しゅうをし続けました。
小さなものが出来上がるたびに、母が褒めてくれました。そしてその後に、優しくひと工夫の手ほどきをしてくれました。その励ましがうれしくて、次々に物をつくり続けたのかもしれません。
何でもやってみよう~
小物の手編みに始まり、セーターを編み上げ、ベストを編み、ワンピースを縫い上げ、ズボンを縫い、スカートを縫い、ドレスを縫い、人形をつくり、刺しゅうをし、染色をし、あらゆる楽しさを次々に追求し続けました。
お嫁入りの仕度では、絹の小紋のきもの、これも絹物の羽織、ウールの単衣、浴衣、何でも自分で縫い上げました。もちろん、母の助言を受けながらですけどね。
やはり、ここでも母の優しい視線と誉め言葉が後押しをしてくれたのです。親のありがたみを今にして思います、きっと今は天国で笑っていることでしょう。
今にして思えば、この歳までにいくつのものをつくってきたことでしょう。
最近のものつくり
旅先で購入する毛糸、布、ボタンなどが手ごろな自分へのお土産になっています。
今はもうコロナ旋風吹き荒れて、物価も高くなり海外旅行もままならなくなりましたが、コロナ禍前には、年に3回ほど出かける海外旅行で毛糸や布を買いこんでくるのが楽しみでした。
その国や地方特有の色、柄、織物など帰国してからの楽しみになりました。訪問した先の国々を思い出しながら手編みをしたり、バッグなどを縫っていると海外旅行が2倍にも3倍にも楽しめます。
秋に旅をした博多では久留米に立ち寄り「久留米絣」をたくさん購入しました。はぎれも隅々まで使い切ろうと、小銭入れやポーチをいくつも作っています。
そして、最近のマイブームはフリース布で作る簡単な人形です。ふわふわ綿を詰め込んで手のひらの中の顔つきについついほほ笑んでしまいます。どれも手作りですから、同じものがないことが楽しみになっています。
もう手の込んだり難しいものは作れませんが、自分なりの楽しみとして生活のうるおい時間になっています。
■もっと知りたい■
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?