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はじめの一歩
小さい時から何かをつくることが大好きでした。初めは何をつくっていたのかな、思い出してみますね。
小学4年生の頃に残しておいたお年玉で、レース糸とビーズを買ったのを覚えています。
母の手元を見よう見まねで編針を持ちました。レース糸にビーズを通してぐるぐる編みながら、小銭入れを編みました。何度も何度も同じ物をつくり続けて、どんどん形ができることが楽しくて編み物に夢中になりました。レース糸の次は毛糸でマフラーを編み、手袋を編みました。
中学生の頃にはスウェーデン刺しゅうが楽しくて、同じパターンでいくつも刺しゅうをし続けました。

小さなものが出来上がるたびに、母が褒めてくれました。そしてその後に、優しくひと工夫の手ほどきをしてくれました。その励ましがうれしくて、次々に物をつくり続けたのかもしれません。

何でもやってみよう~
小物の手編みに始まり、セーターを編み上げ、ベストを編み、ワンピースを縫い上げ、ズボンを縫い、スカートを縫い、ドレスを縫い、人形をつくり、刺しゅうをし、染色をし、あらゆる楽しさを次々に追求し続けました。
お嫁入りの仕度では、絹の小紋のきもの、これも絹物の羽織、ウールの単衣、浴衣、何でも自分で縫い上げました。もちろん、母の助言を受けながらですけどね。
やはり、ここでも母の優しい視線と誉め言葉が後押しをしてくれたのです。親のありがたみを今にして思います、きっと今は天国で笑っていることでしょう。
今にして思えば、この歳までにいくつのものをつくってきたことでしょう。
最近のものつくり
旅先で購入する毛糸、布、ボタンなどが手ごろな自分へのお土産になっています。
今はもうコロナ旋風吹き荒れて、物価も高くなり海外旅行もままならなくなりましたが、コロナ禍前には、年に3回ほど出かける海外旅行で毛糸や布を買いこんでくるのが楽しみでした。
その国や地方特有の色、柄、織物など帰国してからの楽しみになりました。訪問した先の国々を思い出しながら手編みをしたり、バッグなどを縫っていると海外旅行が2倍にも3倍にも楽しめます。
秋に旅をした博多では久留米に立ち寄り「久留米絣」をたくさん購入しました。はぎれも隅々まで使い切ろうと、小銭入れやポーチをいくつも作っています。

そして、最近のマイブームはフリース布で作る簡単な人形です。ふわふわ綿を詰め込んで手のひらの中の顔つきについついほほ笑んでしまいます。どれも手作りですから、同じものがないことが楽しみになっています。

もう手の込んだり難しいものは作れませんが、自分なりの楽しみとして生活のうるおい時間になっています。
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