北海道ガーデン街道を2泊3日で巡るモデルコース前編
2021.05.112020年05月19日
さくら・櫻・さくら
映画「母べえ」に登場した小学校の幸せ気分になる桜
ウオーキングやお散歩が大好きな長野県在住の渡来夢さん。今回も南信州の満開となった美しい桜を紹介してくれます。映画のロケ地にもなった学校の桜です。
杵原学校の枝垂れ桜
前回の麻績の桜に続いて、地元の学校の桜を紹介します。杵原(きねはら)というのは地区の名前です。飯田市山本にあります。
この木造校舎は旧山本中学校です。1949(昭和24)年創立ですが、1985(昭和60)年、統合、閉校されました。地域の人々によって、大切にされています。戦後の建物としては全国で初の、国登録有形文化財に指定されています。
山田洋次監督の映画「母べえ(かあべえ)」のロケ地になりました
この学校では、映画のロケが行われました。山田洋次監督、吉永小百合さん主演の映画「母べえ」です。2008年に公開されました。山田洋次監督は杵原学校の名誉校長に就任されているそうです。今年は校舎内の見学はできませんでした。
昇降口横の桜、3本の桜の木があります。他の2本は、まだ満開になっていないようです。春、通学してきてこんな美しい風景を見られるなんて素敵でしょう!! 私はこの学校の卒業生ではありませんが、懐かしいような雰囲気です。
それほど古い桜ではありませんが、伸び伸びと枝を広げた姿、子供たちを見守り続けていたんだろうな~。
春、学生たちは桜の下を通るとき、どんなに晴れやかな気分だったんだろうと、思いを馳せます。桜の下から見ると包み込まれて、幸せです。コロナウイルスになんて、負けないぞ!
グランドには他にもいろんな桜の木があります。
杵原学校校舎付近は桜の園と思わせるほど、色とりどりの桜が咲き始めました。どの地方もそうかもしれませんが、針葉樹の色と枯葉色しか無かったところから『私はここにいます』とあちこちで咲き始めました。どの桜も綺麗です。
心に届く言葉を
私は以前、韓国の歴史ドラマを見るのが好きでよく見ました。現代物には興味がありません。今は、中国の歴史物を見ています。三国志では、後漢末期の名医・華佗(かだ)という人の、『人の本心は、とっさの行動に表れる』という言葉を聞きました。『君子は義にさとり、小人は利にさとる』というのも聞きました。
日々のニュース等で、いろんな人の受け答えなどをよく見て聞いていると、どういう人かわかってきます。嘘を言う時、人は目線をそらし、やましさから答えが不自然になったり、返事をはぐらかしたり、オウム返しをするそうです。
森友学園、桜を見る会から、近頃のコロナ対策まで、誰がいつ、何を言うのか、よく注意した方がよさそうです。
正確な情報と誠実な対応がほしいですね。