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- 外出先でも手ぬぐい活用で「ラクチン着物ライフ」
私のお出かけに欠かせないのが、手ぬぐい。手拭きに始まり日差し除け、エプロン、物入れ、物包みなど、いろいろ活用法あり。使いこむほど、手ぬぐいの魅力の虜になっています。
今や手ぬぐいはアート?
手ぬぐいは、反物の並巾(9寸5分=36cm)で、長さは鯨尺の2.5尺(94.7cm)が基本。そして両端は縫わずに切りっぱなしです。
私の持っている手ぬぐいはすべて同じメーカーのもので、巾は9寸5分(36cm)長さは2.6尺(98.5cm)。
伝統的な柄から季節もの、アート系などいろいろあり、手ぬぐい自体決して消耗品というわけではないのですが、ついつい季節ごとに買ってしまいます。
手ぬぐいのよいところは、使えば使いこむほど肌に優しく吸水性も高くなってくることです。そしていざという時には端が処理していないので、手で縦に裂くことができ、紐状にしていろいろ活用することも。
もっとも昔ならいざ知らず、現代においてはそんな事をする事態もほとんどなさそうですが、それでも乾きが早いとか、利点はいろいろありそうです。
「着物で食事」の私流必需品
おでかけ時の必需品として、もちろん手を拭(ぬぐ)うのが第一目的ですが、第二は食事の時のエプロンにします。
ラーメンの汁やカレーのルーなど、一度ついたら厄介なものが食事のシーンには多々ありまして、最初から予防しておくのが一番簡単なのです。洗える着物でも落ちにくいシミがありますので、食事によってはエプロンをつけていた方がベターです。
もちろん着物用エプロンとして市販品もありますが、これがどうやら巾と長さが手ぬぐいと同じよう。ならば、手ぬぐいを利用しない手はない! という事で手ぬぐいエプロンを活用しています。
季節に合わせて、柄をいろいろ楽しめるのも高ポイントです。なにより便利なのは、通常バッグに入れておくものなので、急な食事でも全然大丈夫。
まだまだあります手ぬぐい活用術
単純に言って、手ぬぐいはタオルと同じように使えます。体も拭けるし、頭にかぶせて日差しを遮る事もできます。タオルと違って薄いので、物を包むのにも好都合です。
袱紗がない時に、金封をちょこっと挟んでおくとか、畳み方次第では札入れにもできます。
私はもっぱら外歩きの時のペットボトル入れに使ったりします。他にも同じ紙袋や傘が並ぶ時は、目印にちゃちゃっと結びつけておきます。いつも2~3枚バッグに入れています。バッグが小さい時は、着物の袖や帯の間に。取り出しやすく、外出時の使い勝手はものすごくいいのです。
手ぬぐいは着物と相性がよいので、着物生活の時にはぜひ手ぬぐいをお手元に。
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