小物使いで魅せる!赤をプラスしておしゃれに自信を
2023.12.202024年01月07日
大人かわいいと言われたい!色っぽくて上品な色
ピュアレッドのアイテムをコーデに取り入れるコツ
シニアになると落ち着いた色のコーデになりがちですが、クローゼットの中が寒々しくありませんか?ストール、セーター、口紅、ピアスなど、顔の近くにピュアレッドを取り入れると暖かそうになります。色っぽくて上品見えするアイテムをピックアップしました。
ピュアレッドは大人に似合う色
暗い色の服たちが街にあふれる冬。私もその一員にならないよう、コーデの差し色は夏以上に気を使います。暖かそうで、色っぽくて、上品見えするのはピュアレッド(やや明るめな赤)。
派手になりすぎず、実は大人に似合う赤いアイテムのコーデを3つお見せしますね。
1:グレイヘアに似合うカシミヤの赤いストール
冬になると思い出すのは、家の近くにあったオープンエアの喫茶店。建物の事情があってドアを付けられなかったのですが、真っ白なロングヘアを束ねたマダムが、ダウンジャケット&ムートンブーツのコーデに真っ赤なストールを巻いていたのが印象的でした。
私が大事にしている赤いストールは、カシミヤ100%の海外ブランド。ひと昔前に勇気を出して買ったものですが、ここ一番のおしゃれに威力を発揮します。
下の画像はシーズンレス素材の黒いワンピース。オケージョンウェアとして購入しましたが、着るのはお葬式がほとんどです。
老け見えする地味なワンピに、カシミヤの赤いストールを足しました。大判ストールはネックに巻くだけでなく、ベルトを使ってカーディガン風に羽織るとゴージャスになります。
2:ほどよい厚みがあるメリノウール100%の赤いニット
デニムパンツにグリーンのニットを着た下のコーデは、落ち着いた雰囲気。メリノウール100%ですが、薄手のオーバーサイズだと貧相なイメージになってしまいます。
トップスをグリーンからレッドに替えました。
還暦を越えてからは真っ赤なワンピースを着る勇気が無くなりましたが、セーターなら大丈夫。
ただし目立つ色であることを考えればプチプラじゃなく、ほどよい厚みがある上質素材を選びます。サイズはちょっと大きめをセレクト。赤は膨張色で、ジャストサイズだと肉感的になるため、下着のラインが出ないタイプがベストです。
3:顔周りにプラスする赤いアイテム
ニュアンスカラーが全盛の今、悩むのは口紅の色です。若い方たちはベージュ系の口紅がマッチするのですが、シニアになれば老け見えが加速。年がいもない……と思いがちな赤い口紅のほうが、意外にも似合うのです。よどんだ顔がパキッとします。
赤い口紅を付けたなら、ついでにピアス(イヤリング)も平凡な金銀じゃなく、赤い石やガラス素材のタイプを選びましょう。
ダークベージュのスウェットトップスを着た下の画像。つられて肌の色も沈み込まないよう、ピュアレッドの口紅とガラスピアスを付けました。元気なカラーが顔の周りにくると、つられて気分も明るくなります。
差し色なんて用語もなかった昭和とは違って、今はカラーコーデの幅がめちゃ広がりました。赤に限らず得意なカラーなら、アンテナを張って自分らしいスペシャルを探すべき。
20年後でも「その色、お似合いですね」と言われる、トレンドに流されないカラーアイテムを宝物として持ちましょう。
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