ハルトモ世代による、ハルトモ世代のための旅を紹介

大阪2泊3日旅おすすめコース。お笑い・粉もん・動物

公開日:2018.12.04

更新日:2018.11.30

長年旅行業に関わってきた上野さんが、友人とお出かけして、大満足だったお出かけ情報をご紹介。今回は、笑いと食、動物との触れ合いを楽しむ大阪旅行です。新幹線とホテル代がセットのパッケージツアーのお得な予約方法もお伝えします。

まずは、やっぱりお笑いでしょ。「吉本興業」へ!

2018年7月猛暑の中、大阪に行くことになりました。大阪に行くと決まると、私がわくわくしながら真っ先にすることはお笑いの予約をとることです。

東京生まれなので、大阪のお笑いがストレート過ぎてあまり好きではなかった、というのが大阪でお笑いを見る前の正直な気持ちでした。でも、一度見てしまったら、もう最高におもしろくて、おもろくて! 最近では大阪に行く大きな目的の一つになりました。

一時期、NHKの朝ドラ「わろてんか」の影響だったのでしょうか? 見たいと思っても立ち見席しかない状態が続き、さすがにこの歳で立ち見は辛いということで、やむなく断念しました。でも最近はまた数日前なら席が取れるようになり、一泊につき一回はよしもとに足を運びます。ということで、今回も二泊なので二回見ることができました。

初日に新幹線で新大阪に着き、真っすぐ「よしもと西梅田劇場」に行きました。仮設劇場のような感じでしたが、新喜劇も見ることができて「なんばグランド花月」より千円は安いので、ちょっと座り心地が悪い椅子ですが許せてしまいます。周りの人と一緒に笑って笑って! 大阪に来たな~と実感します。

そうです! 周りの人と、芸人さんと一体化して笑えるのが大阪のお笑いの醍醐味だと思います。大阪の人は指定席なのに、劇場が開くまで長い列を作って待っていて、ちょっとでも長くお笑いの雰囲気を楽しもうという意気込みが感じられます。また、ちょっとしたことでも大笑いして、芸人さんをのせてしまい、もっともっとおもしろいことを言わせてしまうパワーを持っています。その雰囲気に包まれるのが大好きです。

なんばグランド花月の向かい側にある、よしもと漫才劇場

旅行2日目は日曜日だったので、朝一番の「よしもと漫才劇場」に行きました。こちらは原則、芸歴7年以下の芸人さんたちが出演するので、勢いがあって楽しいです。芸人さんたちがおもしろくないことを言って多少滑っても、みんなガンガン笑います。

「同じアホなら笑わな損そん」みんなで笑って若手を育てているという雰囲気があります。ここで見た芸人さんがテレビにバンバン出てきたりすると、売れてきて良かったなあ……などと、つい親心?になってうれしく思うのも楽しみのひとつです。お値段も2000円、1時間半笑って笑って命の洗濯ができてこのお値段! 大阪に来た時は、この劇場だけは欠かせません。

お笑いの次は、食ですね。
 

安くておいしいものの天国で、粉もんを食す!

私が大阪好きなのは、安くて美味しいものがたくさんあるからです。中でも滞在中ずっと食べたいのは、粉もんです。うどん、たこ焼き、いか焼き、明石焼き、お好み焼き、豚まん! どれをとってもそれぞれの店の特徴があって一日中「粉もん」でも飽きません。

明石焼きは兵庫だとか、お好み焼きは広島だ! とかいろいろご意見もあるでしょうが、私にとっては関西の粉もんは大阪に揃っていて本当に魅力的です。どのお店に飛び込んでもまずハズレはなく、街角で買っても充分美味しい。新大阪駅で出発前にアツアツのたこ焼きを買って、新幹線に乗り込むのはもうお約束になってしまいました。

あと、大阪で欠かせないのは串揚げですね。これも店によって衣が薄かったり厚かったり、でも、どこでもソースの二度付け禁止は変わらないし、紅生姜やチーズなど何でも揚げてしまうのがとても楽しい。食の飽くなき追求だなあと感心しながらビールが進んでしまいます。

笑って、食べて、さあ、暑さ寒さを避けた観光に行きましょう。
 

大人も大満足の水族館「海遊館」

あまりの暑さにUSJは断念して、少しでも涼しいところを観光しようと海遊館という水族館に行きました。地下鉄の大阪港駅から徒歩5~6分。交通の便もバッチリです。全国的にも有名な水族館なので期待して行ったのですが期待以上でしたので、大阪に友達を連れて行く時は必ず訪れます。

入口で本日のイベント(餌付けタイムやダイビングショウなど)をチェックして、一番見たいイベントの時間に合わせて見学コースをざっと組みましょう。

とても広いので行ったり来たりするのは、ハルトモ世代にはちょっときついかもしれませんから。最後にマンタやネコザメなどに触れられるタッチプールがあります。そこで童心に返ってマンタにタッチ! 日常では考えられない、すてきな思い出になります。
 

体験型博物館「二フレル」

最後の日の新幹線に乗る前には、千里にある「二フレル」という海遊館プロデュースの体験型博物館に行きました。ここも駅から5~6分。一度訪れて以来、いつも友達を連れて行きたくなるところです。「二フレル」という変わった名前は、「○○に触れる」という意味だと知るとますます興味が湧いてきます。

入口を入ると小さな水槽がたくさん並んでいます。中には不思議なお魚ばかり! 歩くお魚、チンアナゴ、様々なクラゲたち、また、普段は見ることができない、鉄砲魚が餌をめがけて水を飛ばす様子なども見られます。ちょっと変わったお魚の空間。

どんどん進んでいくとお魚だけではなく、白い虎やミニカバが、ガラス越しに、すぐそこにいたりします。最後の部屋にはペリカンやオウムなどが放し飼いになっていて、私たちのすぐ脇をバサバサ飛んで行ったり、ワオキツネザルがひょっこり現れたり。トイレのサインの上にはフクロウがちょこんといたり。ちょっと珍しい動物たちと一体化したとても不思議な空間が楽しめます。
 

お得に楽しむための、大阪のパック旅行の選び方

首都圏から大阪に行く時、私は新幹線を使うことが多いです。その場合、新幹線とホテルのパックを選びます。

パンフレットに提示されている値段は、往復の新幹線代とホテル1泊(1部屋2人で利用)がセットになっていますが、往復の正規の新幹線代で、一泊分のホテル分も無料でついてくるというような値段設定のものが多いです。

2泊目は親戚の家に泊まりたい(あるいはそのパンフレットには無い旅館に泊まりたいなどの)場合でも、通常のパックでしたら2泊目は「不泊」として取り扱うこともできます。つまり追加料金はかからずに、帰りの新幹線だけ三日後にできるんです。

新幹線は種類によって所要時間が違い、時間帯によって値段が変わってきますが、ハルトモ世代なら利用しやすい昼間の時間帯を狙えば、一番短い所要時間2時間半の、のぞみ号であったとしても若干の追加料金で乗れますし、こだま号で4時間かけてのんびり行くならば追加料金はかかりません。(ただしこだま号は1時間に1本しかありませんし、乗り遅れると厄介ですが)

私はホテルを選ぶときは場所を重視します。地下鉄の駅から徒歩何分か? で選ぶことが多いです。旅行の目的にもよりますが、チェックイン前でもホテルに寄って荷物を預けてから観光に行く、重くなったお土産を一度ホテルに置きに行くこともできますし、駅から近いところには食事場所なども揃っていて何かと便利です。

申し込むときは、いくつかのパンフレットを比べてみて、好みのパックがある旅行代理店にに問い合わせましょう。大体の予算を言って新幹線の希望時間帯やホテルの条件を言うと一番好みに近いパックを提案してくれると思います。旅行代理店の担当者はその道のエキスパートなのですから、その知識を上手に利用したら良いと思います。

もちろんお値段的に、より安いネット限定ツアーなどもありますので、ネットを駆使して申し込むのもオススメです。その場合には、ネットの中でホテルの口コミをチェックしたり、写真やサービスを見たり自分で納得いくまで探しましょう。

以上、独断と偏見に満ちた大阪2泊3日旅行のレポートでした。

上野真香

趣味は陶芸、旅行、料理、華道、手芸など多岐にわたるが根っこは一緒。美味しいものを食べて楽しい人生を送りたいというもの。ワインと犬とコーヒーとTVドラマが大好き。シャンシャンと誕生日が一緒のため他パンダ(?)とは思えず、現在年パスを購入しシャンシャンウォッチャーを続行中。

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