物が捨てられない私の救世主

25kgの洋服を寄付「古着deワクチン」

公開日:2022.01.13

終活婚をした あ・らかん です。引越しで露見した捨てられない病。古着、靴、入りきらない物たち。3LDK×2人分が、そのままで3LDKに入るわけがないです(笑)。さてどうしたものか……と、そこに救世主が現れました。   

25kgの洋服を寄付「古着deワクチン」
ひろげたら、私が入れるくらいの大きさでした

私もリサイクルされちゃう

私もリサイクルされちゃう
左:捨てられなかった箱入りの靴たち   右:空っぽになってもこのボリュームでした

届いたA4の薄い箱の中には、大きな袋と説明書などが入っていました。ホームページ上で確認してはいましたが、もう一度読み直し、説明どおりにひろげてみました。私が中に入っても、しゃがめば封ができそうです。私ごとリサイクルされそうです。大きいとは聞いていましたが、これほどとは思っていませんでした。

この袋をいっぱいにしたら、重さがオーバーするのでは!? との思いがよぎりました。「重くなるので玄関で」と書かれていましたが、通れなくなりそうなので、リビングでバスタオルを半分にたたんだ上に袋をひろげることにしました。これでフローリングの上を滑らせれば運べそうです。

まずは、入れるつもりの物をリビングに運びました。この冬(2021-22年)は久しぶりにロングブーツが流行しています。大事にしまっておいたロングブーツたち、シーズンオフにオフプライスで購入した新品のブーツやブランドものの靴。「やっと出番がきた!! さあ履こう!!」と思いましたが、ハイヒールは今の私には無理です。残念ですが、お別れすることにしました。

私もリサイクルされちゃう

袋詰めは体重計で測りながら少しずつ

あまりにも袋が大きかったので、夫にも声をかけました。夫は、ダブルのスーツを持ってきて「良い物でも、デザインが古いから着られないね」と言っていました。本当にそのとおり、男性のスーツでさえデザインが古くて着られないのに、ましてや女性の洋服なんて……です。

「私、物持ちがいいんです……」「それって誇れること!?」なんて自分に突っ込みを入れながら詰めました。

袋詰めは体重計で測りながら少しずつ

まず、ロングブーツをビニール袋に入れて底に敷き詰めました。その上にショートブーツとハイヒール、パンプスなどの靴を入れました。そっと持ち上げて体重計に乗ってみましたが、10kg以下です。まだまだいけると思いながらも、重さがオーバーしないか心配でした。この時点で袋の中身は、3分の1くらいでした。

袋詰めは体重計で測りながら少しずつ
左下:3.11の寄付で買った「がんばろう日本!」Tシャツ
肩のロゴはいいけれど、背中に賛同企業名がでかでかと入っていて、結局着ることはなかったです(笑)

物が捨てられない私の救世主とは?

その上に夫のスーツ3着、新品の作業着、夏物ポロシャツ類を入れました。これで空いているスペースが残り3分の1になりました。もちろん、ここでもよいしょと持ち上げて体重計に乗りましたが、15kgほどでした。残りの3分の1のスペースにダウンコート、スーツ、ブラウスカーディガン、スカーフとどんどん詰めました。袋を上までいっぱいにしたら、重さは25kgほどになりました。

これらを置いておくのにどれだけ場所が必要だったかなと考えると、自分のことながらあきれるよりしかたがありませんでした。部屋に積んであった引越ダンボール箱を5箱、片付けることができました。クローゼットの中も余裕ができました。

物が捨てられない私の救世主とは?
左:宅配便は電話1本で回収に来てくれました。念のため「台車が必要です」と伝えました

片付け下手の物を捨てられない私の救世主は、「古着deワクチン」でした。

その時その時で、自分にできる社会貢献をしてきたつもりでしたが、また新しい社会貢献の術(すべ)を与えられたと思いました。封をしてから、入れ忘れた物に気が付きました。片付けたことではずみがついたのでしょうか、それ以外にもまだまだ入れたい物も出てきました。

思いきってもう1袋チャレンジしよう。2022年こそは、片付けられる私になりたいと思う今日この頃です。

 

■もっと知りたい■

 

あ・らかん

子どもの独立、大学入学、闘病生活など、波瀾万丈の人生ですが、残りの人生を悔いなく過ごしたいと思い、いろいろなことにチャレンジして、ポジティブに過ごしています。50代からの positive life。私のこの10年を振り返りながらお話したいです。

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