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- 細見えするノースリーブワンピースの選び方とコーデ
1枚でサッと着られてエレガントで、夏には涼しいノースリーブワンピースは永遠の憧れです。贅肉が気になる年代でも、たるんだ二の腕と脇のハミ肉を目立たせないデザインを選べば大丈夫。細見えポイントはアームホールにあります。
永遠の憧れノースリーブワンピース
女優さんやモデルさんが着こなしているシンプルなノースリーブワンピースは、女性にとって永遠の憧れです。とは言え贅肉が気になる年代では、タプタプした二の腕やハミ肉(脇からハミ出る肉)がもろ見えになるデメリットも……。ノースリーブワンピースを着たいのに着られないジレンマをどう解消するか、65歳がトライした実例をお見せします。
細見えするノースリーブの選び方
ワンピースに限らずともノースリーブでハミ肉ができるのは、アームホールに原因があります。年を取るほど胸周りの肉は、横へ下へと流れていくもの。アームホールが大きく「くれて」いると流れた肉が垂れますし、キツキツのアームホールだと溜まった肉がプニュッとハミ出ます。
下の画像はNGなノースリーブワンピース。ネックの開きが大きいと、ノースリーブは肩から胸への布地が贅肉を支えきれません。しかもアームホールがジャストサイズだと、せき止められてハミ肉が生まれてしまいます。
下の画像はOKなノースリーブワンピース。アームホールに少し余裕があるので、ハミ肉ができません。ネックの開きが小さくて肩が露わにならない分、二の腕の根元にある肩の肉をカムフラージュできます。数ミリ単位の微妙な差でも影響は大きいのです。
ワンピースの丈に関しては、短いと視線を上に集めてしまうので、長めのレングスを選びましょう。
アームホールの開き具合をチェック
ぴったりしたアームホールは避けて、指が数本入る程度のゆとりがあるものを選びます。下着が見えてしまう不安があるときは、中にキャミソールを入れます。肩ひもが落ちないようストレッチが効いて、ボディラインを矯正してくれるブラトップがおすすめです。
二の腕をカムフラージュするコーデ
ノースリーブワンピースにカーディガンやジャケットを羽織れば、二の腕とハミ肉は簡単に隠せます。でもそれじゃノースリーブを着ている意味がありませんよね。流行しているシアー感(透け感)のある羽織り物をプラスすれば、ほんのりと腕が見えて、女性らしいコーデになります。
下の画像の左側は、生地がシアーでハリのあるバンドカラーシャツをコーデしました。加齢によって削げが目立つデコルテをカバーしてくれるので、老け見え防止に役立っています。右側はネイビーのシアーカーディガン。二の腕にゆとりがある袖幅で、なおかつ締まったカラーだと細見え可能です。
バッグに入れて持ち歩けるストールも便利アイテム。日焼け防止と冷房対策を兼ねて、大判のタイプを選びましょう。顔を生き生きと見せてくれる派手めのカラーがおすすめです。
ノースリーブを着るには日々の努力も欠かせません。脇の下にあるリンパが詰まると脂肪が溜まり、ハミ肉ができる原因になります。硬くならないようにマッサージして、めぐりを良くしてあげましょう。
後ろ姿で気になる肘の黒ずみ対策には、ゴシゴシと擦るよりも保湿ケアが大事。長く続く梅雨のあいだに、どこから見ても綺麗な腕の下ごしらえをしておきたいですね。
■もっと知りたい■
織田ゆり子
作詞家、WEB制作プランナー、パーソナルスタイリスト。着せ替え人形で服をデザインしていた子ども時代からおしゃれが一番の趣味。アパレル・美容関係の交流が広く、同世代の女性が10歳若見えするファッションコーデを提案しています。ブログ「歳を隠すのをやめました」を毎日更新中。
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