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- 更年期と春の揺らぎ時期は、自分に優しくセルフラブ
メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。今回はただでさえつらい更年期に、寒暖差によって心身のバランスを崩しやすい春の揺らぎ時期が重なってしまった! そんなときの乗り越え方についてお話したいと思います。
揺らぐ春・揺らぐ更年期
この記事が掲載される頃、私は50歳になります。もう50歳かぁ……。お読みいただいている方の中には下の年齢の方も「50歳なんてまだまだひよっこよ」と、おっしゃってくださる先輩の方もおられることと思います。今日は節目の50歳を迎えるにあたって、今感じていることなどを書いてみようと思いました。
気付けば、春。お花もたくさん咲いてきました。緑あふれ、部屋にはいい風が入ってきています。しかしこの時期、朝晩は急激に気温が低くなったり、そうかと思えば昼間は急激に気温が高くなったり。このような気温差に体がついていけず、自律神経も乱れがちですよね。
加えて、現在わたくしは更年期真っ只中。まるで毎日が、ジェットコースターに乗っているようかのようです(笑)。つ、つらい……。そんな時期なので、自分を見つめ、内観することが多くなりました。あれこれいろんな考えが浮かびますが、深呼吸して客観的に自分を見つめ、まずは自分がどんな状態なのかチェックしてみることにしました。
- 体の不調・変化のチェック
気温差で体温が上がったり下がったりで常にぐったりしている
肩や首の凝りがひどい
全身のかゆみ
寝付けない、眠れない - メンタル面の不調・変化のチェック
常にいらいらしている
絶望的
ネガティブ思考になりやすい
不調はこれだけではありません。そして、更年期で不調なのか春のゆらぎで不調なのか、まったく区別がつかない状態です(笑)。対策としていろいろトライしてみるのですが、なかなか回復しないことが多くなりました。そこで、こんなことを意識するようにしてみたのです。
考え方・捉え方を変える、いい意味での諦め
もがいても焦っても仕方ないと、いい意味でいろいろ諦めることにしました。できることはすべてしている。すべてやった。でもどうにもならない。ベストを尽くしても、どうにもこうにもならないのであれば、すべてを受け入れることにしてみました。
フリーで行っている仕事も、この一年間コロナでやられてしまい、不安、不安定な状態でしたので、そのことも間違いなく影響しているのかもしれません。
更年期を迎えて、当たり前のようにできていたこともなんだかできなくなってきました。こんなはずじゃなかったのに、こんなんじゃないはず。と、試行錯誤してきましたが、いろな出来事をすべて受け入れる。「これがベストの状態なんだ」、そう思うことで少しずつ気持ちが楽になってきました。いい意味で「諦める」ということを試みたのです。
そうしているうちに、自分ではどうにもこうにもコントロールできないことがある、ということを常に思うようになりました。
- コントロールできること
自分
未来
解釈 - コントロールできないこと
他人
過去
出来事
コントロールできないことにフォーカスしていても、変わらないものは変わりません。変えられないものを変えない勇気も必要だと学びました。これらを意識することで、ずいぶんと気持ちが楽になりました。
自分に優しく、自分を甘やかす
「これまでも今もあなたは十分にがんばってきたよ」と、自分で自分をハグ。日常の中のほんの小さなことにも、よくやった! と自分に花まるをあげるようにしました。今まではもっとこうじゃなきゃ、ああじゃなきゃ、が強かったのだと気付くこともできました。
時にはとことん自分を甘やかします。好きな物や、普段は気をつけて食べない物も思いっきり食べまくります。好きなことを好きなだけして、自分を「満足」させてみたりしました。
セルフケア・セルフラブ
自分を愛すること。自分を大切にすること。好きなことをする自分のための時間を作ること。
コロナ禍で海外では、セルフケア・セルフラブという言葉が多く用いられるようになりました。なかなかできない「自分自身を愛する」ということ。そして「自分を大切にすること」。これらを意識して、いつも穏やかで笑顔でいられるように心掛けています。
体調もメンタルも不調だからこそ、自分で自分をケアしてあげる。大切にしてあげる。シンプルにこれこそが、この時期に大切なことなのかもしれません。
更年期世代、そしてゆらぎの時期。今まで積んできたさまざまな経験は本当にたくさん。だから、もっと簡単にできる。簡単に過ごせると思ってきたことが役に立たなかったり、できなくなってしまったり……。
体もメンタルもいろいろ感じることが多い時期ですが、今までがんばってきた自分を褒めてあげて、自分に優しく、セルフケア・セルフラブでこれからの人生を楽しんでいきたいと思います。
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