体験レポート

眼瞼下垂の手術を経験。視界も気分もくっきりクリア♪

眼瞼下垂の手術を経験。視界も気分もくっきりクリア♪

公開日:2025年03月31日

眼瞼下垂の手術を経験。視界も気分もくっきりクリア♪

子どもの頃から一重まぶたがコンプレックスでした。さらに、40代の頃から目が開けにくくなり、おでこのしわや肩こりが深刻な悩みに。「眼瞼下垂手術」なら悩みが軽減するかもと思っていたところ、近くにクリニックが開業! 半年悩んで(笑)、先日手術をしました。

カウンセリングで悩みや気になるところを確認

私が今回手術を受けたのは、浜松市内の水上形成外科 美容クリニック

先生は大学病院や眼瞼専門クリニック、美容外科クリニックなどで多くのキャリアを積んだ方です。

カウンセリングで悩みや気になるところを確認

まずはカウンセリングを受けることに。

最初はかなり緊張しましたが、先生は話しやすくて説明も分かりやすく、自分の悩みもフラットに話すことができました。

私の悩みは以下のようなものでした。

  • がんばって目を開けるとおでこにしわが寄る
  • まぶたが下がるので視界が狭い
  • コンタクトをつけても視力が出にくい(度数を合わせてもくっきり見えない)
  • 肩こりや眼精疲労が年々ひどくなっている

先生曰く「まぶたが黒目すれすれまで下がっているので、これは眼瞼下垂と言えますね。保険診療でも手術ができます」とのこと。

ちなみに、見た目の修正(平行二重やくっきりした目元にして欲しいなど)もしたい場合は、自由診療となるそうです。

私はとにかく「しっかり目を開けたい」が目的だったので保険診療を選びました。治療費は原則3割負担、医療保険に入っていれば規定の保険金も支払われます。

カウンセリングで悩みや気になるところを確認

手術当日はやっぱりドキドキ

いよいよ手術当日の朝です。メイクとコンタクトはNG。帰りは車の運転ができないので、あらかじめタクシーで向かいます。

体調などを聞かれた後、いよいよ手術台へ。

まぶたに打つ麻酔の注射はかなり痛かったですが、すぐにその効果が表れ、手術が始まってからの痛みは全くありませんでした。まぶたを触られているなという感覚のみです。

途中3回ほど、ベッドの背もたれを上げて座った状態になり、まぶたの状態を先生が確認しました。丁寧にまぶたの様子をチェックしてもらえて安心しました。

手術は1時間ほどで終了。少し休み、お昼ごろには帰宅しました。

麻酔が切れても痛みはそれほど気にならず、我慢できる程度でした。まぶた全体が熱を持っている感じはあるので、病院でもらったコットンで冷やします。

かなり腫れていたので、縫った糸が弾けて切れてしまわないか気になってきました……(冷静に考えればそんなわけないですが、ひょっとしてと心配でした)。

すると夜、クリニックから電話が。

「痛みはないですか?」

まさか先生直々に電話をくださると思っていなかったので、とても安心しました。

思い切って「痛みは気になりませんが、縫った糸が切れそうで心配です」と聞くと「心臓の弁を縫うときに使う糸なので、切れることはありません」。的確で分かりやすい回答にホッとし、そのままぐっすり眠ることができました。

翌日から「目のリハビリ」スタート!

翌日、状態確認のため再び診察へ。

「腫れているけれど大丈夫です。今日からリハビリを始めましょう。1時間に1回、上・下・右・左と目をぐっと動かす練習です」

え! もうまぶたを動かすの!?  先生と一緒にグッと目を開けると、糸がチクチク当たってちょっと痛い……。続けられるかな。

その後、軟膏を処方してもらって帰宅しました。抜糸は1週間後です。

この日から入浴もOK。最初シャワーの水が当たるのが怖かったのですが、浴びてみたらまったく心配なし。痛みもなく、さっぱりして気持ちよかったです。

手術前に心配していたことのほとんどが取り越し苦労でした。

術後1週間は、目の下のむくみや軽い内出血などがありました。日々、症状が変わっていくのであまり心配はなかったです。痛みはほとんどなくなった一方、腫れはまだあったので、鏡で自分の顔を見てびっくりすることも多かったです(笑)。

1週間後、抜糸したらだいぶ楽に

手術から1週間、いよいよ抜糸の日です。抜糸を終えて鏡を見ると、一段と目が開きやすくなりました!

視界が明るくなったのも印象的でした。今日から車の運転もOKです。

その後は少~しずつ腫れが引いていきました。毎日見ている自分はどのくらい腫れが引いているのかイマイチ実感がなかったですが、術後1か月後、久々に会う友人とごはんに行ったときには(眼鏡をかけていたこともあり)、気づかれないほど違和感がなかったようです。

コンタクトもつけられるようになりました。が、私は基本的には眼鏡をかけることが増えました。

というのは、目がパッチリ開くようになって眼鏡の自分も悪くないなと思えたから。

一重の時は、眼鏡をかけるとまぶたの下がりが強調されて、眠たそうに見えるのが嫌だったのですが、二重になって眼鏡が似合うようになりました。

眼鏡スタイルも意外といいじゃん! と思えたのは、想定外の喜びでした。

手術して2か月が経過しました

「二重の人は、おでこの力を使わなくてもこんなに簡単に目が開くんだ!」と感動してから早2か月。

2か月経ってこんな変化がありました。

  • おでこのしわが少しずつ薄くなった
  • 視力が上がった気がする(コンタクトや眼鏡のピントが合いやすくなった)
  • アイメイクをしなくてもよくなった(目ヂカラが上がった)

まぶたの腫れが完全に引くのは手術6か月後、あと4か月です。

今以上に二重の幅が落ち着き自然な形になるとのこと。楽しみです。

眼瞼下垂の手術のことを知ってから、実は10年ほど迷っていました(笑)。

決断するまで時間がかかりましたが、結果、やってみて本当によかったです。

※効果には個人差があります。
※画像はクリニックの許可を得て掲載しています。

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すずきあき
すずきあき

子ども時代からの雑誌好きが高じて、若いときは雑誌編集の仕事をしていました。日記を書くのが趣味です。「ほぼ日手帳」は今年9冊目。日々の中で印象に残った言葉をご紹介していきたいと思います。空と海がだいすき。Instagram