斎藤一人さんの編集者として(2)

一人さんとの仕事の数々はズル休みから始まった!

公開日:2023.12.27

私は、斎藤一人さん関係の本を7年間続けて、編集させていただいています。2023年12月に発売した本で、21作品目。続けてお仕事をさせていただくようになったきっかけをお話ししようと思います。

一人さんとの素敵な出会いは、一度きりのはずだった

一人さんとの最初の出会いは12年前。

パート1(粋で、優しい一人さんに、初対面でファンになる!)でお話ししましたが、お弟子さんの舛岡はなゑさんの本の編集をしたときでした。

この取材後に、私と担当編集者の人相を見たいと、ひょっこり一人さんが現われたのです。

そこで1時間もの間、成功の秘訣、今必要な考え方、自分を愛することの大切さなど、さまざまなお話をしてくださいました。

そして、「お腹空いたから、一緒に食事をしよう」と言われ、韓国焼き肉を食べに行くことに。

緊張しすぎて味は覚えていないのですが、「これを食べな」「これが足りないよね」「好きなものをいっぱい食べな」と、常に声をかけてくださったことだけは覚えています。

本当にお優しい方だなという印象でしたが、なかなかお会いできない方なので、この素敵な時間が最後かと思っていました。

一人さんとの素敵な出会いは、一度きりのはずだった
舛岡はなゑさんの本は、生き方、仕事だけではなくメイクや恋愛、結婚などテーマも多彩

介護のため、フリー編集者からパート勤めに

この本から3年ほど、一人さん関係のお仕事はしていませんでした。

その間、私は子ども雑誌や収納の本などを手掛けていたのです。

しかし、この頃急に母がレビー小体型認知症に、父が前立腺肥大となり、取材や撮影を入れることが難しくなっていました。

自宅で仕事をしていると、自治体独自の介護ケアが受けにくいことから、私はしばらくの間、ホームページを作る会社にパートで勤めることにしました。

会社に通うのは10年ぶり。仕事内容は悪くはなかったのですが、慣れない環境と、嫌みな上司のおかげで、1か月でイヤになりました。

そのうえ、急に父の具合が悪くなり、もう精神的にも肉体的にも耐えられない状態に。

ある日、無理を強いる上司と言い争いをして、次の日ズル休みをしたんです。

介護のため、フリー編集者からパート勤めに
はなゑさん(右)とのツーショット。お会いするだけでパワーをいただけます

ズル休み中に本の依頼が!即決断

ズル休みをして、今後を悲観している私の携帯に、電話がなります。画面を見ると、なんと3年ぶりの舛岡はなゑさんから。

心が騒いで、すぐに電話に出ました。

だって、いつもなら会社にいる時間。そんな時に電話をくださるなんて、偶然ではない気がしたのです。

「ライターさんが不足していて、書いてほしい本があるの」との話。この言葉を聞いて私は、即お受けする決意をします。

このときばかりは嫌みな上司に感謝しました。これで、会社を辞められる!

1週間待っていただき、即会社を辞め、はなゑさんの著書『美開運メイク』という本をお手伝いすることになりました。

ズル休み中に本の依頼が!即決断
最近のはなゑさんの講演会。200人近くのファンが集まりました

一人さんの新刊本は「命の本」の決定版

舛岡はなゑさんとは、そこから20冊。ずっとお世話になっています。

一人さんと私のかけ橋をしてくださり、本の内容を確認や校正もしていただいています。

はなゑさんが素敵なところは、どんな人でも分け隔てなく接し、気さくで明るいところです。

おちゃめで、可愛らしく、そのうえ上品で、華やか。愛にあふれていて、とにかく女性として、多くの人があこがれる存在です。

一人さん同様、ファンがいっぱいです。

2023年6月には、はなゑさんと一人さんの共著『男の美学女の美学』、そして同12月は一人さんの著作本『この世が最高に楽しくなるあの世のレッスン』を手がけました。

お二人に支えられ、私は素敵な仕事ができていると、感謝の気持ちでいっぱいです。

12月発売の新刊『あの世が最高に楽しくなるこの世のレッスン』は、魂のしくみ、生まれたことの意味などがわかる、命の本の決定版です。

どうして生まれてくるのか、死んだらどうなるか、興味深くも、ワクワク面白い話が満載です。

次は、この本について少しお話ししたいと思います。

■もっと知りたい■

相川未佳

ライター、エディター。インテリア、教育、料理などの女性誌を担当。8年前、介護のため単行本のライターに。主に企業家である「斎藤一人さん」の本を企画・制作。8年で20冊出版しました。また、靴下で踊るオリジナルのフラメンコを教えています。本や踊りの話の他、健康や美に関する体験レポートも書いていきたいです。

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