久しぶりの演奏会、美しい生の音色に触れました

「大阪モーツァルトアンサンブル」第77回定期演奏会

公開日:2023.12.04

コロナ禍で開催されなかった演奏会、ようやく生の音色に触れる事ができました。

「大阪モーツァルトアンサンブル」第77回定期演奏会
当日のパンフレット

招待状が届く

初めて「大阪モーツァルトアンサンブル」の演奏を聴いたのは2015年です。

それから近くで行われる演奏会には毎年のようにお邪魔していましたが、2019年を最後に演奏会は激減し訪れる事ができなくなりました。

コロナウイルスによる行動制限がなくなり、この秋久しぶりに招待状が届き、演奏会の日が私の休日と重なり、楽しみに出掛ける予定を組みました。

招待状が届く
届いた招待状のハガキ

栗東芸術文化会館さきら

2019年の演奏会もここで行われた「栗東芸術文化会館さきら」。

JR栗東駅より徒歩約5分という利便性の良さがあり、電車で訪れる事ができます。電車の便を調べ、ワクワクした気分でJR栗東駅まで揺られて行きました。

当日はお天気にも恵まれ気持ちの良い日差しの中、JR栗東駅から空中回廊を通り会場までやってきました。

栗東芸術文化会館さきら
栗東芸術文化会館さきら
栗東芸術文化会館さきら
さきらの広場

会場時間に合わせて来場したので受付も始まったばかり。三々五々他の方々が大ホールへの階段を上って行かれます。

私は手に招待状のハガキを握りしめていたので、楽団員の方もわかったのか「招待状の方は直接受付にお願いします」とお声がけ下さり、すぐに受付へ。

パンフレットを頂き、ホールへ行きました。

栗東芸術文化会館さきら
大ホールへの階段

「大阪モーツァルトアンサンブル」の演奏

開演を待つこの時間が私は好きです。ホール内のざわざわした雰囲気やバックステージから漏れ聞こえる弦の音色。そして美しい音楽に触れられる期待に震える心。ワクワクしながらその時を待ちます。

ざわざわした会場が静かになり、楽団員の皆様が入場され準備が整い第一バイオリンの音を合図に、弦が奏でられ音楽が始まると鳥肌が立ちました。

久しぶりに体全体で音の震え・響きを感じます。うれしくて胸がいっぱいになり感激しました。

プログラムが進み、いよいよ美しい歌声との共演の始まりです。

大阪モーツァルトアンサンブルの演奏
栗東芸術文化会館さきら 大ホール
大阪モーツァルトアンサンブルの演奏
開演前のステージ

美しい歌声はホールに響く

ソプラノの美しく張りのある声が始まると、また鳥肌です!

弦楽器そのものもすごく好きですが、これに何とも言えないヒトの声が重なり、楽器に負けず劣らず美しい響きを奏で、多くの楽器を従え、時に調和する旋律のしらべ。

語彙が少ないので上手く言い表せませんが、この世の物とは思えない位、弦楽器とヒトの声のコラボレーションはとても美しい響きです。

眼を閉じてその世界に浸り、心の中は美しい景色で溢れています。しばらくその世界に遊び、呆けてしまったようにぽーっとなってしまいました。

美しい歌声はホールに響く
アンコールに応えて再登場されました

休憩後

最後のプログラムです。

私も余裕が出てきたのか、演奏されている楽団員の方々の様子を見ると、皆様熱心に演奏されています。

印象的だったのはオレンジ色のチェロ奏者の方で、演奏中のお顔がなんとも素敵で、晴れやかに朗らかに、そして楽しそうにうれしそうに誇らしげに弓を弾いておられました。

その雰囲気がこちらにも伝わり、朗らかでうれしい気持ちでいっぱいです。

休憩後
最後の挨拶

会場での演奏会、その場でしか得られない全身で感じる音楽の美しさ・楽しさ・朗らかさ・晴れやかさ、素晴らしさ。

これからも、できうる限りは会場に足を運び、一期一会の音楽との触れ合いを心待ちにしています。

※画像は「大阪モーツァルトアンサンブル」の許可を得て掲載しています。

■もっと知りたい■

黄緑・緑・青緑

もともと自分のブログ「黄緑・緑・青緑の日々徒然」で、ファッションやアート、まちあるき、狂言、お酒、漫画、産業、等々。脈絡もなく時々の興味のある事や好きな事・モノについて拙い文章ではありますが、ぼちぼちと書いています。ハルメクWEBでも、好奇心の向くままに書いていきたいと思っています。インスタグラム

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画