石田純子さんのファッションコーディネート講座

思い込みを捨てた装いはおしゃれのランクアップ

公開日:2023.10.06

9月10日、シニアに人気でスタイリングBOOKの著書も多数ある石田純子さんのファッションコーディネート講座に参加しました。「着たい洋服を似合う服に」というテーマで、興味深いお話に今までとは違う自分のおしゃれに目覚めた気がします。

素直になることはおしゃれ上手への近道

東京・月島にある石田純子さんのセレクトショップ「DUE deux(ドゥーエ ドゥ)」には「服を買っても、着ていくところがないのよ」と話をされる方が多いのだとか。

お店では気楽に、そして簡単にトライできる、おしゃれの提案をしてくださいます。

変わりたくてお店を訪れたにもかかわらず、自分の苦手な色や形のコーディネートをすすめられると、素直に受け入れる人が少ないそうです。

年を重ねると顔のくすみや体型の変化などで、以前似合った服も何だかパッとしなくなります。実は時代に合わせて少しずつ着こなしやメイク、ヘアスタイルを変えていく必要があるのです。

気に入った服を自分に合わせる工夫

気に入った服を自分に合わせる工夫
右が石田純子さん。ボタンを留めた状態のジレ

洋服は、何を着るかではなくて、どう着るかだと、石田純子さんはおっしゃっていました。どのように着たら上手く着られるかを自分の体の中で考えます。

石田純子さんの場合は胸もお尻もボリュームがあるので、Xラインを作って、ウエストを細く見せる工夫をしているそうです。

今日お召しの長めのジレは、ボタンを外し、中に着たものが見えるようにベルトを締めて、本来の基本的な形とは全く違う素敵な装いでした。

石田純子さんのお店のバッグやアクセサリー

プロのおすすめの提案を素直に受け入れることができれば、新たな自分を発見できて、おしゃれの幅が広がりますね。

来場者16名に石田純子さんからのアドバイス

来場者16名に石田純子さんからのアドバイス
左:BEFORE アドバイスを受ける前のコーディネート  右:AFTER 素敵に変身しました!

大人女子のおしゃれをもっと格好良くするためには、欠点を隠すだけではなく、自分の良い所を目立たせるコーディネートが大切。

また3首(手首、足首、首)を出すことは細くスッキリ見せるコツなので、冬場でもシースルーを着て、3つの首を出すようにすすめられました。

柄のない無地やモノトーン、色味の少ないコーディネートをしている人には先生が店内の小物をチョイスして身に着けてもらうと、あっという間にアクセントのある素敵な装いになります。

黒のシンプルなワンピースには、悪目立ちしないボリュームあるブローチを。長い花柄ワンピースは前ボタンを外し、タンクトップをプラスして抜け感を提案しました。

短いトップスは、ボリュームのあるスカートやパンツでサイドやバックのシルエットを整えると、年齢が出ないそうです。

最後に等身大の鏡の前でソックスとシンプルな靴を選び、バレリーナポーズでバランスチェック。

颯爽と歩けば、年齢に関係なく新たな装いを楽しめそうです。

■もっと知りたい■

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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