息子のために「もつ煮」を買いがてら、道の駅を発掘
2020.01.232023年08月24日
自然界に触れる夫婦旅
湖に戻ることができた水たまりの2匹の魚
梅雨時ですが、ブラっと外出をすることにしました。今回の旅の一番の目的は、ちりめんじゃこの購入で焼津漁港を目指します。その後は夫の体力と気分で行き先を決める気ままな旅です。出かける度に、自然界の珍しい光景を目にすることができます。
ちりめん山椒を作りたくて
生の山椒の実が手に入ったので、私の好物ちりめん山椒を夫が作ってくれると言い出し、新鮮しかもお手頃価格でちりめんじゃこを購入できたらと焼津港に行くことにしたのです。
前日のしとしと雨も翌朝にはすっかり上がり、曇り空で過ごしやすい気候です。
目的地に着いたので、期待しながら店内を歩き回ったのですが、わずか30gで300円もするじゃこの値段の高さに驚き、夫は買い控えました。
がっかりしている夫に「駄目もとで近くのスーパーに行ってみない」と誘うと、やはり諦めきれなかったようで、寄ることにしたのです。
「あったよ」と満面の笑みの夫。
かごには、たくさんのじゃこのパックが入っていました。量は先ほどの2倍で同じ金額、粒が揃っていなくても十分、来てみて良かったです。目的を果たしたので、久々に山梨方面へ移動することにしました。
本栖湖へ
以前夫は山梨の知人の畑を借りて、農作物を作っていました。その頃は月に1回は行って、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシなどの収穫を喜んでいた頃を思い出しました。
雨上がりの車窓から見える新緑の風景は前日の雨で枝葉の汚れがすっかり落ちて、それはもう鮮やかな色です。すがすがしい風を浴びながら、本栖湖の畔の駐車場へ到着しました。
駐車場からは草むらが広がり、その先には湖が見えます。そして木々に隠れる鳥のさえずりが絶え間なく響き渡っています。愛犬の縦横無尽に飛び跳ねる様でさらに癒やされます。
水たまりに取り残された魚
「湖へ行く途中、水たまりがあって、そこに12cmほどの魚が2匹泳いでいるよ。このままだと干上がって、死んでしまうな」と夫。
岸からかなり離れた水たまりに2匹も魚がいるなんて、嘘みたい。
夫も私もこのままにしておけなくて、湖に戻すため一旦ビニール袋の中に夫が手づかみで確保。そして湖の岸辺にそっと魚を放した瞬間、あっという間に見えなくなりました。その後は仄かに心が温かくなったのを覚えています。
富士山レーダードーム館の冷たい湧水で喉を潤しながら帰路につきました。
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