「Huminaa」ついに海外進出！

2025年11月21日〜23日の3日間。

念願だった海外での企画展出展が叶って、MUYAさんと一緒に台湾の「島作百花」に参加させていただきました。

会場になったのは台北・松山文創園區の北向製菸工廠。

元々たばこ工場だった建物は、リノベーションされ、今はギャラリーやショップ、カフェが集まる複合施設として活用されています。

当時の面影が残り、どこか懐かしいようなおしゃれでレトロな空間に生まれ変わっています。

旅行の際によく訪れていた場所なので、そこに自分が立ってることがとても不思議で、感慨深いものがありました。

言葉を越えて伝える、ものづくりの背景

このイベントは、日本のものづくりを台湾のみなさんに知っていただくためのもので、陶芸家さんやアクセサリー作家さん、テキスタイルの作り手さん、お鈴（おりん）を作る職人さんなど、いろいろな分野の作家さんが集まりました。

入場料が必要なイベントにもかかわらず、3日間を通してたくさんのお客様が訪れ、会場は終始わいわい賑やかでした。

今回は、現地の通訳さんもサポートしてくださり、Huminaaの素材へのこだわりや日本の職人さんの技術、背景など、お客さまに思いをお伝えすることができました。

私自身も身振り手振り交えて（汗）、コーディネートや着方のお話をさせていただきました。うまく伝えられたかはわかりませんが……。

言葉の壁があっても、コミュニケーションの楽しさを改めて実感しました。

試着室から生まれた、うれしい発見

当初、台湾では試着の文化があまりないと聞いていましたが、せっかくなら実際に袖を通して、生地の風合いやシルエットを実際に感じていただきたい……と思い、簡易的な試着室を用意していただきました。

ふたを開けてみれば、試着せずにぱぱっと決めてくださる方もいれば、気になったアイテムを何度も試しながら鏡の前で楽しそうに相談してくださる方も多く、思った以上に試着室を活用してもらえました。

納得したうえで選んでくださっているのが伝わり、うれしかったです。

国が違えば文化も習慣も異なりますが、日本のものづくりに興味を持って耳を傾けくださる方がこんなに多いことを知り、じんわり温かい気持ちになりました。

台湾での3日間は、学ぶことが本当に多く、気持ちを前向きにしてくれる貴重な経験になりました。

また再び同じ場所に戻れますように……次の目標ができました。

青木沙織里

あおき・さをり。カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき（現・ハルメク）」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。グレイヘア育成中。インスタグラムは@blue_record365 

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