2時間で挑戦プロの片付けサポートでクローゼット整理
2023.04.292023年04月29日
終活片付けおすすめサービス体験レポート・2
終活片付けの不要品は「メルカリ」で売るのがおすすめ
初めて「メルカリ」で出品した読者の体験レポート&終活片付けにつながる活用方法をお届けします。「家の不要品を捨てたいけれど、もったいないから捨てられない……」そんなときは、フリマアプリの「メルカリ」を使うのがおすすめです。
「メルカリ」の使い方がわからない人は教室参加が安心
前回、家事代行サービス&古着でワクチンで終活片付けに挑戦した井手さん。クローゼットを整理して大量の古着を寄付することができました。
でも、「未使用のバッグや洋服をそのまま処分するのは抵抗があるので、フリマアプリに挑戦したい。だけど、やり方がわからない」とのこと。
そこで、スマホ初心者向けに「メルカリ」の使い方を説明してもらえる徹底サポート教室に参加してみることにしました!
「メルカリ」で初出品に挑戦する人:井手 真理子さん(63歳)
教室の開催当日、スタッフにサポートしてもらいながら、「メルカリ」アプリをインストール&会員登録していきます。
「スマホ初心者で、自分のメールアドレスも入力できない状態だったので、画面を見ながら入力方法を横で教えてもらえて、本当によかったです」と井手さん。無事、教室がスタートするまでに、登録を完了することができました。
そして、いよいよ教室がスタート!
「メルカリ」の公式テキストに沿って、出品・梱包・発送の流れをひと通り学んでいきます。
まずはバーコード出品で簡単に登録できる「本」に挑戦!
徹底サポート教室では、1人1品以上、出品する商品を持ってくることになっていました。井手さんは新品で購入して一度読んだだけの本と、クローゼット整理で出てきた未使用のカバンの、2つのアイテムを持ってきたそうです。
「メルカリ」の出品方法は以下のように進めていきます。
簡単3ステップ!「メルカリ」の出品方法
- 商品を撮影
- 商品説明を書く
- 出品ボタンを押す
さらに、本は裏表紙にあるバーコードを読み取るだけで、基本情報が自動で入力されるそう! さっそく他の参加社と一緒に、バーコード出品を試していきます。
出品画面から「バーコード」を選択して、画面の案内に沿って本のバーコードを読み取ると、あっという間に商品名が表示されます。
そのままカメラで表紙画像を撮影して、画面右上の「完了」をタップすると、商品名だけでなく、商品の説明や発送方法まで、自動で入力されました!
「すごい! スマホで文字を打つのが大変だと思っていたのに、全部自動で入力されるんですね」と井手さんもびっくり。
サポートスタッフの方のアドバイスに沿って、いろいろな角度から撮影した写真を追加。商品説明文に「一度読んだだけの美品です」と追記して、最後に販売価格を決めて「出品する」を押すと、出品完了です!
待つこと2日…商品が売れた!梱包・発送も簡単でびっくり
「メルカリ」は、「出品した商品の半分以上は24時間以内に売れる」と言われますが、実際どうなのでしょうか?
数日してからその後の様子をうかがったところ、井手さんが出品した本は、出品から2日後に500円から300円に値下げしたタイミングで売れたそう。また、同じ日に出品した別の本は、値下げしないまま、わずか2時間で売れたとのこと!
多くの商品が24時間以内に売れるというのは、本当のようです。
徹底サポート教室で教わったように、ビニール袋に入れた上から封筒に入れて、水濡れ・汚れを防ぐ二重梱包にして発送したそう。
「バーコード出品も簡単でしたが、発送時に面倒な宛名書きがないのが、本当に助かります。フリマアプリは個人間のやり取りなので、個人情報の扱いが気になっていたのですが、匿名配送できるのも便利ですよね」と井手さん。
今回井手さんは「メルカリ」講師の方から、安心・安全に取引できる匿名配送のやり方を教えてもらい、「らくらくメルカリ便」で出品しました。これなら、自宅で商品を梱包したら、近くのコンビニの店頭に持っていくだけでOK!
なお、メルカリ便(らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便)のメリットは以下の4つです。
- 全国一律の配送料
- 匿名配送
- 宛名書き不要
- 配送時の破損の補償サポート
レジに荷物を持っていって「メルカリ」のアプリ画面に表示されているバーコードを店員さんに読み取ってもらうと、荷物貼り付け用紙と専用袋がもらえるので、荷物に貼って店員さんに渡せば、発送完了。
あとは購入者に発送通知を送って、商品の到着を待ちます。商品を受け取った購入者から受け取り通知が届いたら、出品者側の取引の評価をすれば、取引完了です!
スマホ操作に自信!終活片付けにも「メルカリ」を活用
スマホ初心者で「自分に『メルカリ』などのアプリは使えない、難しい」と思い込んでいた井手さんは「これまで基本的に、古着や古本はゴミとして捨てていた」そう。
「息子や娘が使っているのを見て、興味はありつつも、難しそう・めんどくさそうだと思っていました。でも、実際にやってみたら、本当に簡単でびっくりしました。正直、こんなに早く売れると思っていなかったのですが、出品・梱包・発送を経験して、これなら私にもできそうだと感じましたし、スマホ操作にも自信がつきました」
その後、井手さんは本だけではなく、終活片付けで出たバッグを昭和レトロな不要品として出品しているそう。
「次は洋服にも挑戦したいです。前にリユースショップに昭和レトロなデザインのコートを持ち込んだら、買った時は30万円以上したのに8000円って言われてショックで。でも『メルカリ』なら本当に使いたい人に直接届けられるから、もしかしたら2~3万円でも売れるかも? 売れないときも自分の判断で値下げできるし。何より匿名配送で安心なのがうれしいです」
スマホ初心者だったのがウソのように、終活片付けに「メルカリ」を活用し始めた井手さん。昭和レトロなアイテムは、最近人気のアイテムだけに、ゴミになるはずだったバッグやコートが「宝の山」になるかもしれませんね!
スマホ初心者で不安・使い方がわからないという人は、まずは初心者向けのメルカリ講座に参加してみるのがおすすめです。春は新しいことを始めるのにぴったり。衣替えに・終活片付けに、便利なサービスを活用してみませんか?
文・撮影:竹下沙弥香(ハルメク365編集部)
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