HALMEK up アンバサダー紹介♯5

料理家・kao!願って動けば輝く「40代・未経験・履歴書80社からのスタート」

料理家・kao!願って動けば輝く「40代・未経験・履歴書80社からのスタート」

更新日:2026年04月01日

公開日:2026年03月31日

 料理家・kao!願って動けば輝く「40代・未経験・履歴書80社からのスタート」

「HALMEK up アンバサダー」に参画する料理家・インスタグラマーのkaoさん。会社員、妻、母、そして発信者。いくつもの顔を持つ彼女が、コンプレックスを乗り越え、輝き続ける秘訣とは?私たちに、自分を好きになるためのヒントを紹介します。

『私は偉い』毎朝の習慣が、一日を変える

「毎朝、鏡に向かって『私は偉い』って言ってあげてほしいんです」。

そう語るのは、料理家・インスタグラマーとして活躍するkaoさん。(Instagram:@4kaochan

彼女の提案する「自分を好きになるための魔法の言葉」。それは、心理学的なアプローチに基づいた、誰にでもできる小さな習慣です。

ポジティブな言葉を声に出し、笑顔を作る。その言葉が耳から入り、鏡に映る自分を見る。たったこれだけで、自分自身に3回も良い影響を与えられるのだと言います。

会社員として多忙な日々を送りながら、SNSでの発信、さらには自身のブランド運営まで。エネルギッシュな彼女の活動の源泉には、この「自己肯定」という確かな土台がありました。

コンプレックスからの出発。42歳、未経験からの社会人デビュー

華やかな活動の裏で、kaoさんは長年、大きなコンプレックスを抱えていました。

「社会人経験がほとんどないこと」。それが、彼女の心を縛り付けていたのです。

10代後半から母親の看病のため家にいる生活が続き、社会に出ないまま結婚。その経験が、常に心のどこかに引っかかっていたと振り返ります。

転機が訪れたのは30代半ば。パートとして社会復帰を試み、37歳からはスターバックスコーヒーでアルバイトを始めました。接客の仕事にやりがいはあったものの、正社員として働く姉の姿にも影響を受け、本格的な就職活動を決意します。

しかし、道は平坦ではありませんでした。

パソコンが普及していない時代に育ったため、特別なスキルはありません。未経験で応募できる仕事を探し、履歴書を送った先は、なんと80社以上にもなりました。

夫からは「お前なんか絶対雇ってもらえる会社はない」と厳しい言葉をかけられたことも。それでも彼女は諦めませんでした。

そして42歳の時、大手派遣会社に契約社員として採用されます。そこから約20年。さらにステップアップして転職し、今では営業部に所属し、常時150~200人もの派遣スタッフに寄り添うカウンセリング的な役割を担い、キャリアを築き上げてきたのです。

コンプレックスをバネにした、遅咲きのデビューでした。

「お前が稼ぐならいいよ」すれ違いから見つけた、夫婦円満の秘訣

「若い頃は、夫婦喧嘩が山のようにありました」(笑)。

kaoさんはそう言って、屈託なく笑います。

当時の夫は、家事や育児を一切しない「昭和の代表」のようなタイプ。不満を口にすれば、「お前が稼いでくれるなら変わってもいい」という言葉が返ってくる。プライドの高い夫との間には、埋めがたい溝がありました。

そんな関係が劇的に変わったのは、夫が退職までの約15年間、単身赴任を経験したことでした。

一人で生活する中で、掃除や洗濯を自分でこなす習慣が自然と身についたのです。

赴任を終えて家に戻った当初は「手伝う」という雰囲気だった夫が、1年も経つ頃にはすっかり「洗濯掃除係」に。几帳面な性格の夫は掃除に向いており、今ではkaoさんが洗濯をすることはほとんどないと言います。「雑な性格」を自認する彼女にとって、これは大きな助けとなりました。

しかし、関係改善の秘訣はそれだけではありません。

ある時、Instagramで目にした円満な夫婦の投稿。そこには、奥さんが常に夫を褒め、大切にしている姿がありました。

「これだ!と思いました。私は夫を褒めていない、攻め口調で話している、と気付かされたんです」。

この気付きから、kaoさんは意識を変えました。

「感謝の言葉を述べるように気を付けているんです」

仕事柄、人を褒めることの大切さを実感していたことも後押しになりました。スタッフとの面談では、まず相手を褒めることから始める。その姿勢は、家庭でも同じ。

かつてのすれ違いを乗り越え、互いを尊重し合う現在の関係は、一つの気付きと、感謝を言葉にする勇気から生まれたのです。

無理なく、私らしく。暮らしを彩る3つのヒント

約10年前にInstagramを始めたkaoさん。そのきっかけは、近所の主婦に料理を教えたり、友人の誕生日会で料理を振る舞ったりしていた様子を見ていた子どもたちからの「せっかくだから記録になるから発信したら?」というすすめでした。

会社員と発信活動。多忙な毎日を、kaoさんはどう乗りこなしているのでしょうか。誰でも真似できる、3つのヒントを教えてもらいました。

1. 「不慣れでも動画」。発信のハードルを越える

Instagram当初はフォロワーも少なく、豪華な他の料理アカウントを見ては「自分の投稿なんてただの平民の料理だ」とコンプレックスを感じていたそう。

転機は3〜4年前、「動画」を投稿したことでした。おせち料理を作る動画が何十万回も再生され、フォロワーは一気に数万人規模に!

  • 不慣れでも、まずは動画を撮って編集してみる。
  • 苦手意識を持たず、TikTokなど新しいプラットフォームにも挑戦してみる。

2. 「まずはレシピ通りに作る」。料理上達の最短ルート

料理好きが高じて発信を始めたkaoさん。上達の秘訣は驚くほどシンプルです。「人々はレシピ通りに作らずにアレンジしてしまうため、上達しない」と彼女は指摘します。

  • 最低1回は、必ずレシピに忠実に作ってみる。
  • その味を基準にしてから、自分流のアレンジを加える。

3. 「疲れたら寝る」。積極的休養と一人時間

無理なく続けるためには、心と体のメンテナンスが不可欠。kaoさんは、意識的に休息の時間を作っています。

  • 疲れたと感じたら、何よりも「寝る」ことを優先する。
  • 月に数回、二度寝やゴロゴロして過ごす「積極的休養日」を設ける。
  • 夕食後、近所のカフェに出かけたり、夜に一人でお茶を飲んだりする時間でリフレッシュする。

「50代はまだ若い!」。今こそ、自分に自信を持つとき

最後に、kaoさんは同世代の女性たちへ力強いメッセージを送ります。

「50代はまだ若く、体力もあり、何でもできる時期です!」

これまでの主婦としての経験、子育てや家族の世話は、それ自体が素晴らしいキャリア。一人で働き生きてきた人は、尊敬に値する。だからこそ、「もっと自分自身に自信を持つべきだ」と強調します。

そして、そのための具体的なアクションが、冒頭で紹介した「毎朝、鏡の自分を褒める」習慣なのです。

「私は偉い」「私はきれい」。言葉にして、笑顔を作る。

その小さな積み重ねが、自分を認め、愛することにつながっていく。kaoさんの生き方そのものが、その何よりの証明です。

料理教室ではなく「食にまつわる素敵な暮らし」を提案するライフスタイルビジネスへ。息子さんと共に立ち上げたブランド活動も軌道に乗り、彼女の挑戦はこれからも続きます。

コンプレックスを乗り越え、自分らしい輝きを見つけたkaoさん。彼女の言葉は、私たちの背中をそっと、しかし力強く押してくれます。

kaoさんと一緒に、HALMEK upで豊かな暮らしのヒントをお届けします!

【プロフィール】Kaoru tachi

料理家、インスタグラマー。42歳で会社員としてキャリアをスタート。大手派遣会社で約20年間、派遣スタッフのサポート業務に従事。約10年前に始めたInstagramでは、動画投稿を機にフォロワーが急増。現在は息子と共に自身のブランドを立ち上げ、作家の器やオリジナル商品を販売するなど、「食にまつわる素敵な暮らし」を提案する活動を展開している。現在、HALMEK upアンバサダーにも参画。Instagram(@4kaochan)も人気。

取材・文=鳥居 史(ハルメクアップ編集部)


「HALMEK up アンバサダー」とは?

「今日も明日も、楽しみになる」をコンセプトとするWEBメディア「HALMEK up」に共感した、50代以上の発信力ある女性たちによる公式アンバサダーです。美容・ファッション・ライフスタイルなど多彩な分野で活躍し、とくにSNSでの情報発信に強いメンバーで構成されています。

ハルメクグループや企業と協働しながら、同世代の背中をそっと押し「今日も明日も、楽しみになる」気持ちが広がることを応援する存在を目指しています。

HALMEK up編集部
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