HALMEK up アンバサダー紹介♯2

70歳インスタグラマー!Madam Hirokoの「人生を謳歌する極意」

70歳インスタグラマー!Madam Hirokoの「人生を謳歌する極意」

公開日:2025年12月21日

70歳インスタグラマーMadam Hirokoの人生を謳歌する極意

「HALMEK up アンバサダー」に就任したインスタグラマーのMadam Hirokoさん。70歳にしてなお、尽きることのない好奇心で人生を謳歌するヒントを探ります。

「好奇心と少しの努力があれば、何でもできるんです!」

「好奇心と少しの努力があれば、何でもできるんです!」

そう力強く語るのは、HALMEK up アンバサダーとしても活躍するインスタグラマーのMadam Hirokoさん。70歳にしてなお、ファッション、バレエ、洋裁と、尽きることのない好奇心で人生を謳歌する姿は、オトナ女性たちに大きな勇気を与えています。

そのパワフルな生き方の原点は、SNSの先駆けともいえるファンサイト運営、そして突然の挫折にありました。年齢を重ねることを恐れず、常に前を向き続ける彼女の物語から、50代からの人生をより豊かにするヒントを探ります!

SNSの先駆け。好きから始まる「社会とのつながり」

SNSの先駆け。好きから始まる「社会とのつながり」
若かりし頃のエルメスでの1枚

今でこそ多くの人がSNSで情報を発信していますが、Madam Hirokoさんがインターネットの世界に足を踏み入れたのは1998年頃。当時、大好きだったエルメスの情報を集めるため、自らホームページを立ち上げたのが始まりでした。

「私が知りたいことは、みなさんも知りたいだろうということで、ホームページを作ったの(笑)」

SNSの先駆け。好きから始まる「社会とのつながり」
エルメス愛用品の一部

まだエルメス本体の公式サイトすらなかった時代。彼女のサイトには顧客ならではの視点でショーの傾向や新作情報が綴られ、やがてパリやヨーロッパ在住のファンから自然と情報が集まるように。

ついにはパスワード制の会員サイト、通称「サロン」を開設するに至ります。まさに現代のオンラインサロンの先駆けとなるコミュニティでした。

突然の挫折から学んだ「どこにいても、道は拓ける」

突然の挫折から学んだ「どこにいても、道は拓ける」
圧巻!エルメスのバッグコレクション

サイトの評判はファッション業界にも届き、2000年にはついに有名ファッション誌から取材オファーが舞い込みます。

しかし、撮影とインタビューのために東京へ向かう数日前、企画は突然ボツに。

「後で誌面を見たら、著名な方が私の出るはずのコーナーで出ていて……。きっと絵にならなかったんだなと、悲しく思いました」と当時を振り返るMadam Hirokoさん。  

2000年頃の空港での1枚

しかし、この出来事は彼女に大きな気付きをもたらしました。「こんな田舎にいても認められた。インターネットがあれば、どこにいても一生懸命やれば認められるんだって、そのときに学んだんです」

それまで「〇〇さんの奥さん」だった彼女が、「Madam Hiroko」  として社会に認められたこの経験は、その後の生き方を支える大きな自信へと繋がっていきます。

「押してもダメなら引いてみな」好奇心を止めない生き方

Madam Hirokoさんの好奇心は、インターネットの世界だけにとどまりません。48歳でクラシックバレエを始め、以来20年以上継続。

「押してもダメなら引いてみな」好奇心を止めない生き方
現在も続けている、48歳から始めたバレエ

さらに洋裁に関しては、母のススメで3か月習っただけというのに、娘の服や傘まで手作りしてしまうというから驚きです。

「押してもダメなら引いてみな」好奇心を止めない生き方
服や小物など、いろいろなハンドメイドも楽しむ

「好奇心と少しの努力があれば、何でもできるんです!私はそう思ってる」

彼女のチャレンジ精神を支えるのは、「押してもダメなら引いてみな。引いてもダメでもう1回押してみて、ダメだったら諦める」というユニークな信条!

意外にも「諦めは早い」と笑いますが、その柔軟さと情熱こそが、彼女を突き動かす原動力なのでしょう。

インスタは自身を映す鏡!

Instagram(@madamhiroko1021)より

そんな彼女に新しいチャレンジの扉が開いたのは、2018年!

きっかけは、夫からかけられた「誰に見せるために服を買うんだ」という言葉と、街で声をかけてきた「素敵!みんなに見せればいいのに。インスタをやってみては?」という女性の一言からでした。

「見せる場所がないなら作ればいい」と、インスタグラムをファッションを発信する場にすることを決意します。

「インスタグラムっていうのは、私にとって自身を映す鏡というか、炙り出す鏡というか」

誰かに撮ってもらうわけではないから、少々派手な格好もできる。そうして投稿を続けるうちに、多くの同世代の女性たちから「参考にしています」という声が届くようになりました。

寄せられたコメントには、一人一人に合わせて丁寧に返信するのも彼女の流儀。「時間を取って書いてくれた思いに応えるのは礼儀です」。その真摯な姿勢に、彼女の人柄が表れています。

Madam Hirokoさん流・50代からもっと輝くためのヒント

Madam Hirokoさん流・50代からもっと輝くためのヒント

  • 「好き」という気持ちを羅針盤にする
    情熱を注げるものがあれば、それが社会と繋がるきっかけになる
  • どこにいても、一生懸命やれば認められると信じる
    場所は関係ありません。真摯な取り組みは、必ず誰かが見てくれる
  • 自分を客観的に見つめる「鏡」を持つ
    SNSでも日記でも、自分を映し出す場を持つことで、新たな自分を発見できる

年齢を理由に何かを諦めるのではなく、「好き」という気持ちを道しるべに、しなやかに挑戦を続けるMadam Hirokoさん。彼女の生き方は、「誰かのため」でも「若かった頃に戻るため」でもなく、これからの人生を楽しむプロセスなのかもしれません。その一歩が、人生を何倍も豊かにしてくれるはず!

HALMEK up アンバサダーに就任したMadam Hirokoさんと一緒に、「これからの人生を前向きに楽しむ」コンテンツをお届けしていきます!

【プロフィール】Madam Hirokoさん

【プロフィール】Madam Hirokoさん

1955年生まれ。1998年よりエルメスのファンサイトを運営し、SNSの先駆けとして注目を集める。48歳でクラシックバレエ、50代で洋裁を始めるなど、年齢にとらわれないライフスタイルが人気を博し、2018年に始めたInstagram(@madamhiroko1021)では70歳にして多くのフォロワーを持つ。現在、HALMEK upアンバサダーにも参画。

取材・文=鳥居 史(ハルメクアップ編集部)


「HALMEK up アンバサダー」とは?

「今日も明日も、楽しみになる」をコンセプトとするWEBメディア「HALMEK up」に共感した、50代以上の発信力ある女性たちによる公式アンバサダーです。美容・ファッション・ライフスタイルなど多彩な分野で活躍し、とくにSNSでの情報発信に強いメンバーで構成されています。

ハルメクグループや企業と協働しながら、同世代の背中をそっと押し「今日も明日も、楽しみになる」気持ちが広がることを応援する存在を目指しています。

HALMEK up編集部
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