人生後半の働き方改革#2
貯金80万円で独立。「フリーランス」という働き方の始め方
貯金80万円で独立。「フリーランス」という働き方の始め方
更新日:2026年03月26日
公開日:2026年03月25日
教えてくれたのは、佐賀晶子(さが・あきこ)さん

慶應義塾大学文学部卒業。新卒で内閣府入府。政府広報に携わったのち、大企業やベンチャー企業で幅広く広報を経験。気づけばフリーランスという生き方に流れ着く。現在はパーソナルコーチ/広報コンサルタントとして活動。
貯金80万円でも独立を決意した理由
前回は、私がなぜ「おんな・ひとり・フリーランス」の生き方を選択したかまでを書きました。
会社員として毎月の給料が当たり前に振り込まれる生活に慣れていると、収入がゼロになるかもしれないというフリーランスの不安は、とてつもなく厄介です。
公的団体の調査データによると、年収500万〜750万円未満の30代・単身者の平均貯蓄額は1468万円(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」単身世帯調査2023年調査結果)「ちょ、そんなに⁉」と驚いたのは私だけでしょうか。
独立当時、39歳の私。お金に苦労している割にはお金に無頓着だったこともあり、手元にあった貯金は80万円ほど。調査データと比較すると、平均の5%ほどという事実になんとリアクションしたらいいのか、言葉を失いました。
実家の家計が苦しく、奨学金やアルバイトのお金で大学を卒業したため、卒業時には700万円ほどの借金を抱えていました。優良企業の年収並みです。
加えて40歳を目前にして、経験したライフイベントも数知れず。結婚や離婚、不動産購入(人生でトータル3回)など、人生の分岐点をいくつもへてきたこともあり、お金はないのが当たり前でした。
そんな状態からの独立。不安にならないわけがありません。ただ、不思議なことに...




