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- 三笑亭夢丸さんの古典落語とイチオシの漫才を楽しむ
ハルメクならではのイベントを開催する「ハルメク 旅とイベント」。今回で、8回目となる「ハルメク落語会」の様子をお届けします。真打ちの三笑亭夢丸さんをメインに、毎回さまざまなゲストをお招きして開催しています。
動画でレポート!
今回の演目
今回のゲストは、夢丸さんイチオシの漫才コンビ、宮田陽・昇さん。
古典落語を漫才にアレンジした「落語漫才」も特別に披露していただきました。
~演目~
一、饅頭こわい 三笑亭夢丸
一、漫才 宮田陽・昇
仲入り
一、厩火事 三笑亭夢丸
一、厩火事(落語漫才)
トーク
夢丸さんの一席目は、落語でもっとも有名な噺のひとつ「饅頭こわい」。
二席目は、ぐうたら亭主の愚痴を言う女房と仲人の掛け合いが見ものの名作「厩火事」。
夢丸さん演じる女房のせわしなさがいい味を出します。絶妙な間の掛け合いで、噺が進むに連れ、夢丸さんの落語に引き込まれる時間でした。
今回、宮田陽・昇さんには、通常の漫才の他に、「厩火事」をアレンジした落語漫才を披露していただきました。
テレビで見るような数分で終わる漫才とは違い、一席20分の間、笑いっぱなし! 笑い過ぎて参加者の皆さんも疲れてしまうのでは……と心配になるほどの盛り上がりでした。
古典落語「厩火事」のあらすじ
怠け者で昼間から遊び酒ばかり呑んでいる年下の亭主とは口喧嘩が絶えないが、愛想が尽き果てたわけではなく、亭主の心持ちがわからないと仲人のところに相談を持ちかける。
話を聞いた仲人は、孔子が弟子の不手際で秘蔵の白馬を火災で失ったが、そのことを咎めず弟子たちの体を心配し弟子たちの信奉を得た話と、瀬戸物を大事にするあまり家庭が壊れた武家の話をする。そして目の前で夫秘蔵の瀬戸物を割り、どのように反応するかで身の振り方を考えたらどうかとアドバイスをする。
帰った彼女は早速実施、結果夫は彼女の方を心配した。感動したお崎が「そんなにあたしのことが大事かい?」と質問すると、「当たり前だ、お前が怪我でもしたら明日から遊んで酒が呑めねえ……」
演者さんをご紹介
三笑亭夢丸さん
落語家を夢見て新潟より米俵を持参して上京し、先代の三笑亭夢丸に弟子入り。真打昇進の際に「三笑亭夢丸」を2代目として襲名。平成30年度花形演芸大賞金賞を受賞。
宮田陽・昇さん
漫才協会、落語芸術協会、マセキ芸能社所属の漫才師。ボケの陽さんとツッコミの昇さんのコンビ。平成23年度文化庁芸術祭賞大衆芸能部門新人賞、平成28年度花形演芸大賞 銀賞を受賞。
次回の落語会は
次回は、「音曲師」の桂小すみさんをゲストにお迎えします。
音曲師は、江戸時代から受け継がれる季節の風物詩や人間模様をテーマに、長唄や都々逸を歌います。今回は夏にぴったりの都々逸や長唄の名作「越後獅子」など、耳馴染みのある演目が楽しめます。
■ハルメク読者がこのイベントに参加したレポート記事はこちら!「落語自由自在12~第8回 ハルメク落語会~」
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