梅を冷凍しておけば、好きなタイミングで作れます

冷凍梅を使えば時短に!梅シロップの作り方

公開日:2023.07.12

更新日:2023.07.19

ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さんの連載です。今回は、旅先で購入してきた青梅で、梅シロップを仕込んだ様子と簡単レシピをお届けします。梅を冷凍しておけば、時短で作れる上に、好きな時期に仕込めるので便利なんです。

和歌山県の道の駅で鶯宿梅を買いました

我が家で恒例となっている温泉旅行。

和歌山県に気に入った温泉があり、10年ほど前から年に数回訪れています。

和歌山といえば梅の産地。ちょうど青梅が出回る頃に行ったので、梅シロップを作りたくなり、「作る時間があるのか……?」と思いながらも、爽やかな甘い香りに釣られてたくさん買い込んで帰って来ました。

作り方はいろんな方法がありますが、今回は新鮮なうちに下処理をして冷凍し、時間ができたタイミングでゆっくり作ることにしました。

和歌山には道の駅が至る所にあり、売っている種類も豊富。

今回買ってみたのは鶯宿梅(おうしゅくばい)。どんな味になるのか楽しみです。

冷凍梅シロップの作り方

【材料】 

梅 800 g

梅 800 g

砂糖800 g

砂糖800 g
※砂糖によって味も変わります。

梅と砂糖は1対1の割合なら何gで作っても。少量ずつ飲み切れる量をその都度作ってもOK。

瓶の置き場所が無ければ、ファスナー付き食品保存袋で作ってもOK。

【作り方】

1:梅を傷つけないように丁寧に水洗いする

1梅を傷つけないように丁寧に水洗いする

2:へたを取り除く

2へたを取り除く

3:キッチンペーパーで水気を拭き取り、ファスナー付き食品保存袋に入れて冷凍保存する
※ここまでやっておけば、作りたいタイミングで作れます。

3キッチンペーパーで水気を拭き取り、ファスナー付き食品保存袋に入れて冷凍保存する

4:瓶を消毒するパッキンのゴムも忘れずに※アルコール消毒でも煮沸消毒でも

4瓶を消毒するパッキンのゴムも忘れずに※アルコール消毒でも煮沸消毒でも

5:消毒した瓶に冷凍梅と砂糖を交互に重ねて入れ、一番最後は砂糖で終わらせる

5消毒した瓶に冷凍梅と砂糖を交互に重ねて入れ、一番最後は砂糖で終わらせる

5消毒した瓶に冷凍梅と砂糖を交互に重ねて入れ、一番最後は砂糖で終わらせる

6:蓋を閉めて冷暗所へ

6蓋を閉めて冷暗所へ

7:シロップが上がってきたら一日に数回、瓶を揺する。おいしくなーれ!と毎日唱える 

7シロップが上がってきたら一日に数回、瓶を揺する。おいしくなーれ!と毎日唱える

8:砂糖が溶けたら出来上がり

8砂糖が溶けたら出来上がり

漬けて10日目の様子。

※奥は、先日行った茶梅教室で作った茶梅シロップ。少しずつシロップが上がってきました。

冷凍梅を使うときの注意点とおすすめレシピ

冷凍梅は柔らかく、シロップが濁る場合があるので、出来上がった後は梅を取り出しておくと長期保存できます。

うちでは1シーズンで飲み切ってしまうので、梅はそのまま。

炭酸で割ったり、夏はかき氷にかけてもおいしいです。ミルクで割るとヨーグルトドリンクのような爽やか味に!

梅は冷凍すると繊維が壊れてエキスが出やすくなるので、短期間で出来上がります。

残りの梅も小分けして冷凍庫にストックしてあるので、作った梅シロップが無くなった頃にまた梅仕事を楽しみたいと思います。

季節を問わず自分のタイミングで作る時期を選べるのも、冷凍梅の良いところです。

青木 沙織里

あおき・さをり カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき(現・ハルメク)」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。現在、ホットフラッシュ真っ最中&グレイヘア育成中。

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