日中の熱中症予防&連日の猛暑で寝苦しい夜に!

夏は水出し緑茶がおすすめ!リラックス&快眠効果も

公開日:2022.08.09

更新日:2023.08.11

熱中症予防だけでなく、水出し緑茶には美肌効果や快眠効果も期待できます。紫外線対策に役立つ「ビタミンC」やリラックス効果がある「テアニン」など、水出し緑茶の効能をチェックしましょう。抗ウイルスや免疫活性化で注目の「オンザロック」もおすすめ!

日中の熱中症・夏バテ予防に!美肌効果にも期待

水出し緑茶で水分補給!リラックス&美肌効果も

夏バテ・熱中症対策に大切なのが、こまめな水分補給。特に暑い夏の水分補給におすすめなのが、ゴクゴク飲める「冷たい緑茶」です。

冷茶(冷やした緑茶)と水出し緑茶では味も成分が違う!

冷たい緑茶の作り方には、熱湯でいれたお茶を氷の入ったグラスに注ぐ「オンザロック(冷茶)」と、冷水でじっくり抽出する「水出し緑茶」があります。

オンザロックでは、抗ウイルス・免疫活性化などで注目の「カテキン」を多く抽出でき、さっぱりとしたキレのある味わいのお茶になります。

一方、水出し緑茶はお茶の爽やかな甘味を感じやすく、抽出したお茶の色がより鮮やかになるのが特徴です。水出し緑茶なら、熱に弱いビタミン類も効率的に摂取できます。特に、ビタミンCは抗酸化作用や美肌効果があるため、日焼けが気になる夏に積極的に取りたい栄養素。

肌の老化の8割は紫外線による光老化が原因とされます。1年で最も紫外線が多い夏は、日焼け止めや帽子などで体の外側からケアするのと同時に、茶カテキンとビタミンをたっぷり含む水出し緑茶で、体の内側からのケアも心掛けましょう。

寝苦しい夜に!リラックス効果が期待できる水出し緑茶

水出し緑茶のカフェイン量はどのくらい?寝る前でもOK?

汗をかきやすい夏は、昼間はもちろん夜間の水分補給も重要です。中でも、水分補給に注意が必要なのが「入浴の前後」と「寝る前」です。

夏の熱中症の約4割は夜間に発症しています。そして、入浴中や就寝中は、それぞれ500mLくらいの汗をかくといわれています。特に睡眠中は、熱中症の症状を自覚できず悪化しやすいので、寝る前の水分補給が非常に大切です。

また、水出し緑茶には、リラックス効果が高まる「テアニン」も多く抽出されます。

寝る前に水出し緑茶を飲むと、「テアニン」のリラックス効果により、睡眠の質が高まる快眠効果も期待できます。

特に暑い熱帯夜が続く中、「夕食後に緑茶を飲みたいけれど、カフェインが気になる」という人は、氷水で抽出する氷水出し緑茶もおすすめです。

水出し緑茶のカフェイン量はどのくらい?寝る前でもOK?

煎茶(日本茶)に含まれる「カフェイン」には覚醒作用や利尿作用があるため、就寝前の摂取を控える人が多いようですが、そもそもカフェイン摂取量の目安は、健康な成人男性は1日400mg以下、女性は300mg以下が適量とされており、煎茶なら1日5杯程度であれば問題ありません。

水出し緑茶に含まれるカフェイン量は、さらに普通のお茶の半分程度なので、寝る前に1杯飲む程度なら心配ありません。

水出し緑茶の作り方!茶カテキンたっぷりオンザロックも

水出し緑茶は急須やマイボトルで簡単に作れます。茶葉と冷たい水を入れたら、約3分待ってからグラスに注ぎます。

水出し緑茶のおいしい入れ方のコツは、お湯で入れる時よりも茶葉を多めに入れること。使う茶葉は、玉露や上級煎茶などの高級茶葉や、深蒸し茶のように茶葉が細かく濃いお茶が出るものがおすすめです。

また、水出し緑茶をマイボトルで楽しむときは、茶こしがあると便利。最近は、茶こし付き水出しポットなども販売されているので、チェックしてみてくださいね。茶こしや水出しボトルが自宅にない場合は、水出し用の緑茶のティーバッグを使うのもおすすめです。

また、新型コロナの感染拡大が気になる今は、茶カテキンたっぷり緑茶のオンザロックもおすすめ。たっぷり氷の入ったグラスに、熱湯でいれたお茶を注げば、さっぱりしたキレと渋みのある、冷たいお茶がお楽しみいただけます。

いつも以上に健康管理に気を付けたい夏ですが、「水出し緑茶」と「オンザロック」、2種類の冷たい緑茶で元気に乗り切りましょう!

■もっと知りたい■

お茶活クラブ

お茶活とは、日常生活においてお茶を楽しむ活動のこと。毎日抹茶や緑茶を飲むことで、テアニンや茶カテキンなど、お茶に含まれている健康・美容にいい成分を効果的に取り込むことができます。お茶に関する知識やお茶を使った料理レシピをチェックして、あなたも「お茶活」習慣を始めてみませんか?

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