50代、スマホの見えづらさの理由
老眼を感じても半数は未使用。3割が100均老眼鏡の理由
老眼を感じても半数は未使用。3割が100均老眼鏡の理由
公開日:2026年03月20日
スマホの文字、つい遠ざけて見ていませんか
スマホの文字が少し見えづらい。新聞や本を読むとき、前より距離を取りたくなる。そんな変化を感じながら、「まだ大丈夫かな」「そのうち慣れるかも」と、そのままにしてしまうことはありませんか。
介護マーケティング研究所の調査(※)では、老眼を自覚している人は約68%。およそ3人に2人が、視力の変化を感じていました。ところが、老眼を自覚している人のうち、実際に老眼鏡(最近はシニアグラスとも呼ばれます)を使っている人は53.8%。見えにくさを感じながらも、老眼鏡を使っている人は約半数にとどまっています。
困るほどではないけれど、少し不便。そんな状態だからこそ、対策もつい後回しになってしまうのかもしれません。
老眼鏡ユーザーの3割は「100均」などで安くすませてる?
同じ調査では、老眼鏡を使っている人のうち、多くの人が専門店で視力に合った度数の眼鏡を作っていますが、約3割は100円ショップやドラッグストアなどの既製品を使っていることもわかりました。
手軽に買えることは、既製品の大きな魅力です。「まず試してみたい」と思ったとき、すぐ手に取れるのは安心ですよね。
ただ、既製品の老眼鏡は両目が同じ度数で作られていることが多く、人によっては見え方に違和感を覚えることもあります。左右の視力が少しずつ違っていたり、近視や乱視がある場合、度数が合わないまま使っていると目の疲れを感じやすくなることもあります。
また、眼鏡専門店では視力測定を行った上で度数を調整し、顔や目の位置に合わせたフィッティングも行ってくれます。
「とりあえず」で使い始めた一本が、いつの間にかそのままになっていないか。この機会に、今の自分に合っているかを見直してみるのもよさそうです。
老眼鏡に、まだ抵抗を感じる人も
「老けて見えそう」「まだ使いたくない」「できれば人前ではかけたくない」そんな気持ちから、見えにくさを感じながらも老眼鏡を使わずにいる人も少なくないようです。
老眼については「老化を意識するもの」と感じる人がいる一方で、「誰にでも起こる変化なので気にならない」と受け止めている人もいます。
年齢による変化とわかっていても、どこかで「まだいいかな」と思ってしまう。そんな気持ちが、対策を後回しにしてしまう理由の一つなのかもしれません。
老眼鏡はアクセサリー感覚で「装いになじませるもの」へ
老眼鏡と聞くと、「見にくいから仕方なく使うもの」という印象を持っている人もいるかもしれません。けれど最近は、フレームのデザインやカラーも豊富になり、アクセサリーのような感覚で楽しめるものも増えてきました。
細いメタルフレームなら上品で知的な印象に。カラーフレームやデザイン性のあるものなら、顔まわりのアクセントにもなります。
見えにくさを補うだけでなく、気分や装いになじむものとして選ぶ。そんな視点で考えると、老眼鏡は「年齢を感じるもの」ではなく、毎日の暮らしを少し快適にしてくれる楽しい道具の一つにも感じられます。
50代の老眼対策は、我慢より「今に合わせる」
老眼は、年齢を重ねれば誰にでも起こりうる変化です。だからこそ、「まだがんばる」より、「今に合わせる」という考え方のほうが、気持ちが少し楽になることもあります。
日常使いには自分に合った老眼鏡を使い、必要に応じて既製品を使い分けるという方法もあります。
無理にがんばるのではなく、今の目に合わせて少し整える。それだけで、読書やスマホ、ちょっとした作業の時間が、今より楽になることもあります。
今使っている老眼鏡、あるいは、まだ使わずにいるその見えにくさ。本当に“今のあなた”に合っていますか。




