【更年期】整う!自律神経セルフケア大特集 #1

50代…地味につらい「だる重疲れ」を自分で治す!

公開日:2024.06.06

更年期中、そして閉経後の女性の心と体を健やかに保つには?今回は50代・60代女性の多くが不調と感じる「だる重疲れ」にクローズアップ!地味につらい「だる重疲れ」を自分で治す方法を、医師や専門家に教わる大特集です(全7回)

 

“だる重疲れ”は体じゃなく自律神経の疲れ

“だる重疲れ”は体じゃなく自律神経の疲れ

病院に行くほどではないけど、疲れがとれない、なんとなくだるい、肩こりや冷えがつらい……。そんな“だる重疲れ”や“なんとなく不調”に悩んでいませんか?

それ、「ただの加齢で体が疲れやすくなった」は間違いかもしれません。
自律神経の第一人者でもある医師・小林弘幸さんは「これら不調はストレス過多の現代、自律神経の乱れが原因の可能性大。自律神経のバランスを整えれば、心も体もスッキリ改善するはず」と言います。

同じく、「実際に疲れているのは体ではなく、自律神経です」と話すのは、睡眠・疲労医学を専門とする医師・梶本修身さん。“だる重疲れ”を回復するのに最も有効なのは睡眠。「しっかり眠ることで傷ついた自律神経の細胞が修復され、本当の意味で疲れが取れるようになりますよ」と言います。

特に更年期以降、50代・60代の女性の体は、女性ホルモンの減少で自律神経が乱れやすくなるだけでなく、加齢によって自律神経が少しずつ老化し、回復力が衰えていく時期。

健やかな心身を保つためには、「自律神経」と上手に付き合っていく必要がありそうです。
そこで今回の特集では、専門医のお二人に50代からの”だる重疲れ”を、根本から解消するための「自律神経との付き合い方のコツ」を教えていただきました。

自律神経の動きと仕組みの解説はコチラ!>>

コツ1:自律神経の疲れは「睡眠」で回復させる!

朝の目覚めが悪い。目が覚めても疲れが残っている。なかなか寝付けない。夜、トイレで目が覚める――。

睡眠に悩みがある人は、自律神経も疲れてしまっている可能性大!

今回は、自律神経の働きに詳しい東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身さんに、実はみんながやってしまっている睡眠のNG習慣と、「自律神経を休めて疲れが取れる眠り方」を教えてもらいました。

睡眠NG習慣と“だる重疲れ”がとれる眠り方はコチラ>>

コツ2:自律神経を疲れさせない「生活習慣」とは?

「自律神経を整えるためには、難しいことも、特別なことも必要ありません」と話すのは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さん。

自律神経を整えるための一番のカギは、生活リズムを一定にすること。そして、一日の活動の中で、自律神経(交感神経と副交感神経)のスイッチをスムーズに切り替えることだと言います。

この切り替えをスムーズにすることが、自律神経をムダに疲れさせないコツ。

そこで今回は、小林さんがおすすめする朝・昼・夜の生活習慣を、“だる重疲れ”に悩む50代女性3人に試してもらいました。

2週間ほどで自律神経のバランスが整い、それに伴うさまざまな不調も改善が期待できるというこの「自律神経改善プログラム」。3人がどう改善したのか、驚きのビフォーアフターも必見です!

小林弘幸さんの「自律神経改善プログラム」はコチラ>>

コツ3:「血流促進」が自律神経コントロールのカギ!

コツ3:「血流促進」が自律神経コントロールのカギ!

実は体を動かした方が自律神経のバランスが整いやすく、心身の元気を取り戻せることも。

特に日中はストレッチなどで、ほどよく体を動かして血行を促し、自律神経のバランスを整えておくことが大切です。

そこで、自律神経をコントロールするためのカギとなる「血流」を促すのにおすすめのエクササイズをご紹介します。

自律神経が整うエクササイズ動画はコチラ>>

コツ4:“だる重疲れ”解消法を医師・専門家に学ぶ

6月は「自律神経を整える」をテーマに、医師・専門家によるオンライン講座を一挙配信!

自律神経の不調を改善する方法や、更年期に注意したい心と体の対策とケア法をじっくり学べます。

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ハルメク365編集部

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