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- フェムケアQ&A|小陰唇のたるみ・黒ずみが気になる
50代からのデリケートゾーンに関するお悩みに、対馬ルリ子 女性ライフクリニック銀座院長の石山尚子さんが回答します。今回は「小陰唇のたるみ・黒ずみが気になる」というお悩みです。
教えてくれた人:産婦人科医・石山尚子(いしやま・なおこ)さん
日本産婦人科学会専門医。富山大学附属病院および関連病院勤務を経て2007年より女性医師・スタッフによる女性のためのクリニック、対馬ルリ子 女性ライフクリニック 銀座に勤務。21年より院長に。
石山尚子さんの回答:まずは日頃のケアを。専門的な治療もあります
小陰唇(しょういんしん)の大きさや形にはもともと個人差があります。更年期以降、女性ホルモンの減少に伴い、張りや柔軟性がなくなり、一般的には萎縮し小さくなっていきます。
しかし、加齢や炎症などに伴い、小陰唇の形や大きさ、左右差など気になってくる場合があります。
日常生活で擦れたり、引っ張られたりして痛い場合、性交渉の際、膣内に巻き込まれて痛い場合、大きさや形が気になってネガティブな気持ちになってしまう場合などは相談してください。小陰唇を縮小し、形を整えることができます。
また、デリケートゾーンの皮膚の色は女性ホルモンと深く関係しており、女性ホルモンが増加すると皮膚は黒っぽくなっていくのが普通です。そして閉経後、女性ホルモンの分泌がなくなると通常は自然に色が薄くなっていきます。
しかし、しっかり洗えておらず、古い角質が残っている場合や、ゴシゴシ洗う、トイレットペーパーで強く拭く、きつい下着で締め付けるなどの刺激で皮膚に炎症を起こしている場合もメラニン色素がたくさん作られてしまい、黒ずみの原因となります。
黒ずみを予防するためには、まずデリケートゾーン専用ケア用品できれいに洗い、保湿を行うことが重要です。
そして締め付けの強い下着を付けないなど、なるべく摩擦を起こさないよう工夫してみましょう。気になる場合はレーザー治療、ピーリング、小陰唇の縮小手術などの治療法もありますので相談してください。
■もっと知りたい■
中尾 慧里
なかお・えり 1966(昭和◎41)生まれ。ビューティライター。チャイルドボディセラピスト1級取得。女性誌、WEBにて美容に関する記事執筆、コスメ開発のコンサルティングなども手掛ける。インスタグラム@erierikisekiをゆっくり更新中。
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