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更新日:2024年07月04日 公開日:2023年07月11日
更年期以降の女性は要注意?コレステロール新対策#2
女性のコレステロール対策は、更年期前、更年期世代、更年期後で分けて考えるべき」と、循環器専門医の田中裕幸さん。動脈硬化から血管を守るための、コレステロールとの付き合い方とは? 血液検査や頸動脈エコー検査の基準値について教わりました。
女性ホルモンのエストロゲンには、脂質異常症や動脈硬化の発症を抑える作用があります。そのためエストロゲンが急低下する更年期以降は、LDLコレステロール値が上昇するのです。
循環器専門医の田中裕幸さんは「女性のコレステロール対策は、更年期前(一般に45歳未満)、更年期世代(45~55歳)、更年期後で分けて考えるべき」と言います。
「更年期前は、LDLコレステロール値がかなり高い『家族性高コレステロール血症』の方のみ注意すればいいでしょう。更年期世代では、LDLコレステロール値が上昇しますが、肥満や高血圧、高血糖、喫煙などのリスク因子がなければ動脈硬化は進みません。一方、メタボの人は急速に動脈硬化が進むことがあるため注意が必要です」と田中さん。
では、更年期後の対策はどうしたらいいのでしょうか?
「55~69歳の非高血圧女性131例を調べた結果、LDLコレステロール値が180以上になると急に頸動脈でプラークの形成が進むことがわかりました。よって更年期後の55歳以上ではLDLコレステロール180以上が危険値で、治療の検討が必要です」と田中さんは注意を促します。
いずれの場合も重要なのは、頸動脈エコー検査で血管壁の厚みやプラークの有無を確認することです。特に高血圧や高血糖などがあれば、LDLコレステロール値がそこまで高くなくても動脈硬化が進むため、頸動脈エコー検査は必須です。
(非高血圧女性55~69歳 n=86)
頸動脈エコーの「総頸動脈壁」の検査結果が……
頸動脈エコーの「頸動脈球部」の検査結果が……
「脂質異常症」の場合、頸動脈エコー検査を受けましょう。さらに、家族性高コレステロール血症は積極的治療を。
頸動脈エコーの「総頸動脈壁」の検査結果が……
頸動脈エコーの「頸動脈球部」の検査結果が……
「動脈硬化が起きるかどうかを決めるのは、コレステロールの質。たとえLDLコレステロール値が同じでも、その中身は一人一人違います」と田中さん。
LDLコレステロールにはオメガ6脂肪酸のリノール酸、アラキドン酸をはじめ、オメガ3脂肪酸のEPA、DHAなどが含まれ、その割合によって動脈硬化のリスクが違ってくるといいます。
「これまでの調査で、リノール酸の血中濃度が高いとLDLコレステロール値が高くなり、動脈硬化が進むことがわかっています」と田中さん。
リノール酸が高くなる(リノール酸をたくさんとる)とプラークが大きくなる、すなわち動脈硬化が進むと考えられます。
次回は、血中のリノール酸を食事で減らす方法を解説します。
循環器専門医
1954(昭和29)年佐賀県生まれ。長崎大学医学部卒業。九州大学医学部、久留米大学第三内科(循環器)を経て、佐賀県武雄市で医療法人ニコークリニックを開業し、現在は名誉院長。日本性差医学・医療学会評議員、更年期と加齢のヘルスケア学会幹事など。著書に『男は40代、女は50代から悪玉コレステロールの罠にはまるな』(青萠堂刊)。
取材・文=五十嵐香奈(ハルメク集部) イラストレーション=ゼリービーンズ
※この記事は雑誌「ハルメク」2023年6月号を再編集し、掲載しています。
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