毎日のうっかり習慣が「ほうれい線」を作り出す
「ほうれい線」は増やさない!50代の顔が下がる3つのNG原因
「ほうれい線」は増やさない!50代の顔が下がる3つのNG原因
公開日:2026年05月17日
悩ましき「ほうれい線」の原因は?今日から見直したい3つの習慣
ほうれい線は、40代以降になると多くの人が気になり始める悩み。なかには、30代のうちから気になっている方もいるかもしれません。年齢を重ねるにつれて肌のハリや弾力は低下し、シワやたるみが目立ちやすくなっていきます。
さらに最近は、加齢だけではない“今どきの原因”も見逃せません。その一つが、「スマホ首」と呼ばれる姿勢の乱れです。
スマートフォンを長時間見ていると、知らないうちに首が前に出て、顔が下を向いた状態になりがちです。この姿勢が続くと、肩こりや頭痛につながるだけでなく、首まわりやフェイスラインにも負担がかかります。頬を支える筋肉が働きにくくなり、たるみやほうれい線が目立ちやすくなることもあります。
また、寝るときの姿勢や枕の高さ、頭皮のこわばり、目の疲れを放置することなども、顔の下がりやすさに関係します。
えば、枕が高すぎて首が前に曲がっていたり、いつも同じ向きで寝ていたりすると、片側だけ線が深く見えることもあります。さらに、パソコンやスマホの見すぎで目まわりが疲れていても、そのまま何もケアせずに過ごしてしまうと、顔全体のこわばりにつながりやすくなります。
このように、ほうれい線対策は口元だけの問題ではありません。日々の姿勢や寝方、顔まわり全体のこわばりを見直すことも大切です。ほうれい線を目立たせにくくするために見直したい毎日の習慣と、手軽に取り入れやすいケア方法を詳しく紹介します。
首こり&スマホ首が、ほうれい線を深く見せる
スマホ首はあなどれません。スマホを見る時間が長くなるほど、首が前に傾き、顔が下を向いた状態が続きやすくなります。さらに、無表情のまま画面を見続けることで、顔の筋肉を使う機会が減り、頬のたるみやほうれい線につながることもあります。
最近は、若いうちから「ほうれい線が気になる」と感じる人が増えているともいわれますが、その背景には、こうした生活習慣もありそうです。
対策としてまず意識したいのは、姿勢を整えることです。最初は気を付けていても、すぐに前のめりになってしまうもの。だからこそ、気付いたときに何度でも姿勢を戻すことが大切です。背筋を伸ばし、首が前に出すぎない位置を意識しましょう。
スマホを見るときは、できるだけ顔の正面に近い高さまで持ち上げるのもポイントです。腕が疲れる場合は、クッションを使ったり、スマホスタンドを活用したりすると続けやすくなります。
首のこりや痛みを感じるときは、そのままにせず、首元を温めるなどのケアも取り入れてみてください。日々の小さな見直しが、顔全体の印象にも影響してきます。
横向き寝・枕の圧で「片側だけ深い」ことも
寝るときの姿勢も、ほうれい線の目立ち方に関わることがあります。「寝ている間のことまで気を付けるのは大変」と感じるかもしれませんが、少しの工夫で負担を減らせることもあります。
まず見直したいのが、枕の高さです。枕が高すぎると首が前に曲がりやすくなり、首元のシワだけでなく、顔まわりのたるみにもつながることがあります。首が無理なく伸びて、自然な姿勢を保てる高さを選ぶことが大切です。
また、いつも同じ向きで横向き寝をしていると、顔の片側に圧がかかり続け、片側だけほうれい線が深く見えることもあります。
寝返りが打ちやすい環境を整えることも、顔への負担を減らすポイント。そのためには、マットレスの硬さも見直したいところ。硬すぎても柔らかすぎても寝返りがしにくくなるため、自分の体に合ったものを選ぶことが理想です。
さらに、寝る前に軽く体をほぐす習慣もおすすめです。まずは5分ほど、ベッドの上で伸びをしたり、首や肩をゆっくり回したりするだけでも十分。体のこわばりが和らぐと、眠りの質の向上にもつながります。毎日続けやすい範囲から始めてみましょう。
口元の筋肉を動かして、たるみを防ぐ習慣を
ここまで生活習慣について見てきましたが、もちろん顔の筋肉の衰えも、ほうれい線と深く関係しています。
特に意識したいのが、口のまわりを囲む口輪筋(こうりんきん)です。この筋肉が弱ると、口元を支える力が低下し、ほうれい線が目立ちやすくなります。
口輪筋は、食事のときによく噛まない、会話が少ない、無表情で過ごす時間が長い、といった日常の中でも少しずつ衰えやすい筋肉です。そのため、まずはよく噛んで食べること、表情を動かすことを意識するだけでも違ってきます。
手軽にできるケアとしては、口元をしっかり動かす簡単なエクササイズもおすすめです。例えば、「あ・い・う・え・お」と口を大きく動かすだけでも、口まわりの筋肉を使いやすくなります。声は出さなくても大丈夫です。
また、舌を使って口の内側から口まわりを押すようにぐるりと動かす方法もあります。時計回り、反時計回りにそれぞれ数回ずつ行うと、口輪筋を意識しやすくなります。やりすぎは禁物ですが、毎日の習慣にしやすい方法です。トイレや歯みがきの後など、タイミングを決めて取り入れると続けやすいでしょう。
いかがでしたか。ほうれい線対策というと、つい口元だけのお手入れに目が向きがちですが、実は毎日の姿勢や寝方、筋肉の使い方も大きく関係しています。
どれも難しいことではなく、今日から少しずつ見直せることばかりです。今ある悩みをこれ以上深くしないためにも、まずはできそうなものから取り入れてみてください。毎日の積み重ねが、顔全体の印象をやわらかく変えていきます。
写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)




