ブラジャーを変えるだけでスタイルアップもできる!

ブラの脇ハミ肉を作らない!プロが教える下着選び

公開日:2021/07/08

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「薄着になると、背中や脇のハミ肉が目立って恥ずかしい!」体のたるみだけでなく、その原因は、ブラジャーの選び方かも。インナーウェアコンサルタント・おぬまともこさんに、Tシャツをきれいに着こなす、50代からのブラジャー選びのコツを聞きました。

ブラの脇ハミ肉を作らない!プロが教える下着選び

40~50代は体の変わり目。お肉がたれ、かゆみが気になるように

40~50代は体の変わり目。お肉がたれ、かゆみが気になるように

まずは、50代からのハルメク世代の体の変化について押さえておきましょう。
 
「年齢を重ねると筋力が落ち、自然と胸とお尻が垂れてしまいます。しかも、体のお肉がやわらかくなってきます。。やわらかいお肉には下着が食い込みやすく、脇肉や背中の肉に段差ができて、はみ出たように見えます。このいわゆる”ハミ肉”が服の上から目立つと、よけいに太って老けて見える原因にもなります。

さらに肌が敏感になってくるので、下着の縫い目がすれるだけでかゆい、という方も多いですね」

そう話すのは、『10歳若返るインナーの魔法!』(さくら舎刊)の著者であり、これまでたくさんの女性の下着をフィッティングしてきた、おぬまともこさんです。

50代からの抗えない体の変化を聞くと、Tシャツをきれいに着こなすのは絶望的に感じますが……。

「そんなことはありません! 実は、間違った下着選びをしている方は圧倒的に多いんです」とおぬまさん。

脇のハミ肉が目立つ原因は間違った下着選び

脇のハミ肉が目立つ原因は間違った下着選び


間違った下着の選び方、一つ目。それは、いわゆる「ボンッ・キュッ・ボン」を重視した胸を寄せて上げるブラジャーを50代になった今も選んでいること。20~30代向けで、50代の体に合わないきついブラジャーを着けると、ストラップやベルトから脇や背中のお肉がはみ出てしまいます

そして二つ目はゆるすぎる下着を着けている場合だそう。

「体に圧がかからない下着の方がラクだと思いがちです。でも、ある程度サポート力のあった方が、姿勢を正してくれるので、実はラクに過ごせるんですよ」とおぬまさん。

確かに、外出の機会が減っているので、サポート力がないブラで過ごしがちの人は多いかもしれません。

「間違った下着を着け続けていると、脂肪の段差が跡になる上に、動きを妨げて運動の機会を減らすので、ますます脂肪がたまりやすくなってしまいます」

それは困ります!では、どうすればいいのでしょう?

「50代以降は、やわらかいお肉をやさしく包み込み、体のラインをなめらかに整える下着がおすすめ。さらに肌にやさしい素材を使ったものがいいでしょう。姿勢もよく見えて若々しくなりますし、薄着でもハミ肉が気にならなくなるはずです」。
そんな下着はどのように選べばいいのか?具体的な下着選びのポイントをご紹介します。

ハミ肉を出さない!50代からのブラジャー選びのポイント

脇肉がはみ出るブラと補正できるブラの違い

まずはブラジャーから。ポイントは2つだけ。

  1. 脇のサポート力があるもの
  2. バックベルトが太いもの

「やわらかくなったお肉は、脇や背中側に流れやすいので、脇のサポートが太いとお肉を流さずにしっかり止めてくれます」(おぬまさん)

脇肉がはみ出ないブラ構造
背中に流れる肉をガードできる脇のサポートが太いデザインのもの(右)、背中のバックベルトが太ければハミ肉が出にくい

「さらにバックベルトが太ければ、背中のお肉を広く包んでくれるので、はみ肉の心配もなし! これだけで上半身のお肉をかなり支えてくれるので、自然と姿勢もシャンとして、動きやすくなりますよ」

ちなみに、ブラジャーのホックをいちばん緩い部分にしても脇肉・背中の肉に段差ができる場合は、サイズが合っていないサインだそう。

「無理せず、アンダーバストは1サイズ上のものを選んでくださいね」(おぬまさん)

なるほど……「まだ着られる」とブラジャーの捨て時がわからなくなって着け続けるのはNGなのですね。みなさんも、鏡でチェックしてみましょう!
 

補正下着・ガードル選びのポイントは

補正下着・ガードル選びのポイントは

Tシャツがかっこよく着こなせたら、すっきりとした細身のパンツも履きこなしたいですよね! お尻まわりが気になるときに重宝するのが、補正下着やガードルです。

「ガードルはショートタイプより、セミロングタイプがおすすめです。50代ともなるとお尻の肉が垂れて、太ももまで流れてしまうので、お尻の下の部分に段差ができて目立ってしまうことがありますよね。セミロングタイプなら太ももまでサポートしてくれるので、下に流れたお肉をお尻ににスッキリ収めてくれますよ」とおぬまさん。

さらに心地よく過ごしたいなら。縫い目やレース、素材をチェック!

ちくちくしない下着選び

体のラインをきれいに整える下着はわかりました。もう一つ、実は50代以上の下着選びで切り離せないのは「チクチクしない」という点。ハルメク世代のみなさまにお話を聞くと、「きつくない、かゆくないものがいちばん!」という声が多いのです。

「50代以降は肌が敏感になってきて、少しの下着のすれでかゆくなりがちですよね。そんな方は、縫い目やレースをチェックしてみてください。縫い目やタグが外側に付いているタイプや、縫い目がないタイプ、タグがないタイプなら安心です。またレースは、肌側に当て布がついているか、などもチェックするといいですね」(おぬまさん)

また、下着の素材選びも大切と言います。

「さらに汗をかきやすい夏は、下着に汗が残ると刺激になり、さらに汗で濡れたままにすると体調不良の原因にもなってしまいます。汗っかきの方は、綿100%素材よりも綿混素材を選ぶといいでしょう。綿はよく汗を吸ってくれますが、実は速乾性はポリエステルのほうが高いんです。ただし肌が特別弱い方には、化学繊維はあまりおすすめしません」(おぬまさん)

 

スタイルアップする下着の選び方は?

スタイルアップする下着の選び方は?

体の変化に合わせて、下着選ぶ大切さがおわかりいただけたでしょうか? 最後に、さらにスタイルアップする下着の選び方を教えていただきました。

「スタイルよく見えるか見えないか、というのは実は姿勢とバストとお腹の差。姿勢が悪いとお腹が前に出て、姿勢が整えばバストが前に出ます。姿勢が良くなるようなブラジャーとガードルを選べば、それだけで簡単にスタイルがよく見えますよ」とおぬまさん。

さらに、姿勢がいいと筋肉も鍛えられて、よりシェイプアップにもつながるとか! 

「ご自身に合った下着を着けている方のほうが、年を重ねても体形をきれいにキープされていると思います」と、下着は若々しい体を保つ秘訣であることを教えてくれました。

下着を変えることで、きれいに見えるだけではなく、未来につながるたくさんのいいことがあるんですね。この夏は、体に正しくフィットした下着を身につけて、胸を張ってTシャツコーデを楽しんでみてくださいね!

 

おぬまともこさんのプロフィール

おぬまともこさん

インナーウエアコンサルタント。18年間の下着インストラクター後に独立。40代以上の女性に向け健康的でラクで美しくなれる下着や着用方法などを伝えている。NHKテレビ「あさイチ」や、ラジオ、雑誌、新聞など各メディアに取り上げられている。著書には『10歳若返るインナーの魔法!』(さくら舎刊)『40代からの健康になる下着活用術』(旬報社)がある。

公式ホームページ「40代から健康に美しくなる下着活用」
http://lake-let.com/

取材・文=水野 愛 撮影(おぬまさん)=渡辺裕之
 

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おぬまさんが下着をジャッジ!驚きのビフォーアフターをご覧あれ!
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ハルメクWEB編集部

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