脂肪タイプ別ダイエットのポイントを紹介！

前編で紹介した「皮下脂肪タイプ（洋ナシ型）」または「内臓脂肪タイプ（リンゴ型）」、あなたはどちらでしたか？脂肪のつき方によって、効果的なダイエット法は異なります。

後編では、それぞれの脂肪タイプに適した夏の取り組み方を解説します。同じように太っているように見えても、自分のタイプに合った方法を選べば、効率的に痩せることが可能です。季節の恵みを活用し、無理なく健康的に「太りにくい体」を目指しましょう！

リンゴ型太り（内臓脂肪型）のダイエット方法

汗をかきやすく代謝をアップさせやすい夏は、内臓脂肪を効率的に減らせる好条件が整っています。特に食事や運動を見直すことで、基礎代謝の力をサポートしましょう。

1. 食事を改善：血糖値安定メニューに夏食材をプラス
内臓脂肪を減らすためには、食事改善もぜひ取り入れたいもの。特に夏は冷たい麺や冷たい飲み物が人気ですが、内臓が冷えると基礎代謝が低下しやすいため注意が必要です。以下のポイントを意識しましょう

• 冷たい料理には、ショウガやネギなど、体を温めると言われている食材をプラス。
• 飲み物には冷たいものばかりではなく、「冷えすぎない常温水」を取り入れる。

2. 有酸素運動：汗も代謝アップの味方に

内臓脂肪を減らすには有酸素運動が効果的。朝や夕方の比較的涼しい時間帯に散歩をするなど、無理のないタイミングで体を動かす習慣をつけましょう。汗を適度にかくことで代謝アップを促せます。

夏場に運動する際は水分補給を忘れずに。スポーツドリンクを薄めたものやミネラル豊富な麦茶がおすすめ。

3. 冷え＆むくみ対策：代謝を落とさない工夫を
冷房の効いた環境に長時間いると内臓が冷えて代謝が低下する原因に。夏場でも冷え対策を心がけましょう。

膝掛けや靴下を活用して服装でまず予防。

夜はストレッチや軽いマッサージで体をリラックスさせると良い睡眠が促され、基礎代謝も維持されます。

洋ナシ型太り（皮下脂肪型）のダイエット方法

皮下脂肪はリンゴ型より減らしにくい傾向がありますが、この夏の汗や代謝を活かした取り組みで効率よく対策できます。

1. 筋力トレーニングで筋肉量を増やし基礎代謝をアップ

皮下脂肪を減らすためには筋トレが欠かせません。そして夏は、筋トレに適した季節でもあります。気温が高い夏は筋肉が温まりやすく、柔軟性が増して動きやすくなるため、トレーニングの準備もスムーズです。

初心者には、自宅で取り組める「スクワット」がおすすめです。スクワットは大きな筋肉を効率よく鍛えられるので、基礎代謝をアップさせる助けになります。体に負担をかけずに、ゆっくり1日数分から取り組んでみましょう。

2. 夏のアクティビティを活用した脂肪燃焼運動
夏ならではのアクティビティとして、プールでの水泳や水中ウォーキングがおすすめです。これらは汗をかきすぎることなく体全体を動かせるため、更年期世代の女性でも無理なく脂肪燃焼が可能です。

さらに、水中での運動は関節への負担が少ないだけでなく、心肺機能を鍛える効果もあります。定期的に続けることで、基礎代謝の向上だけでなく、持久力アップにもつながる点が魅力です。

3. 夏のむくみ改善：代謝を促進する栄養補給

むくみ防止には、栄養補給と習慣の見直しが大切です。汗で失われるミネラルを補えるカリウム豊富な食品（バナナ、キュウリ、スイカなど）を取り入れることで体内の水分バランスを整えましょう。また、水分補給は一度に大量に摂るのではなく、適切な量をこまめに分けて摂取することがポイントです。

さらに、入浴で血行促進を図るのも効果的です。38～40℃程度のぬるめのお湯に10分ほど浸かることで体を温め、むくみ改善をサポートできます。

夏だからこそ脂肪タイプ別で基礎代謝を活用したダイエットを

夏は基礎代謝が活性化する季節でありながら、冷えやむくみも起きやすいという二面性を持っています。この記事で提案した脂肪タイプ別の方法を活用して、それぞれに適した対策を日常に取り入れてみましょう。

汗を活かし、冷えやむくみを防ぎながら、健康的な体を目指すダイエットを始めてみませんか？薄着になる季節でも自信を持って楽しめる体型をこの夏に手に入れましょう！