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- 潤いのために『白とフルーツ』に注目!秋の養生♪
こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ師の岸村有子です。お肌や髪の乾燥は気になりませんか? 暑さは残っていますが、秋の養生の始めどきですよ。
秋は「乾燥」対策が決め手です!
東洋医学的に、秋は「肺」との関係が深く、「肺」は乾燥を嫌います。ここでの「肺」とは、気管支などを含めた少し大きな意味合いになります。
乾いた咳、のどや鼻、唇や目や肌、髪など外側の乾燥だけでなく、便秘や尿量減少など内側の乾燥も起きがちです。お肌の潤いが減るとシワやシミ、たるみやくすみの原因にもつながります。
潤いのために『白とフルーツ』に注目!
潤いを与え、乾燥から体を守ってくれる「白い食材」を味方につけましょう!
例えば大根、山芋、レンコン、ユリ根、ぎんなん、豆腐、豆乳、牛乳、湯葉、白キクラゲ、梨などです。
生姜やネギ、唐辛子など辛味の食材は、夏に体に溜まった余分な熱や湿を発散させる大切なものですが、乾燥を進めてしまうのでほどほどに。
他にも、「甘酸化陰(かんさんかいん)」と言い、甘いものと酸っぱいものを合わせて取ることで体を潤す効果があります。
もちろん組み合わせるお料理やドリンクもおすすめですが、簡単に摂れるのが季節のフルーツです。新鮮なブドウ、梨、いちじく、桃、柿で手軽に潤いましょう!
気温がそれほど低くならない今は、極端に体を温めると乾燥を早めるのでご注意を。
秋にしっかり養生することで、冬に備えることができます。
今日のツボ【太淵(たいえん)】
太淵(たいえん)は「肺経」のツボです。秋特有の不快な症状、体の内外からの乾燥を緩和してくれます。
また2月にお伝えした三陰交(さんいんこう)をセットでお灸することをおススメします。
ツボの場所
手の平を上に向け、手首のシワの親指側にあります。
ツボの探し方
手首のシワは数本ありますが、手の平を体に近づけるように軽く曲げた時により深くなるシワを見つけます。そのシワの親指側の一番端で、脈がふれるところにあります。
お灸の使い方
詳しくはこちら(今日のツボ【三陰交(さんいんこう)】お灸の使い方)をご参照ください。
おすすめのお灸
香りがえらべるお灸 せんねん灸クローバー くだもの (sennenq.co.jp)
前回と同じクローバーのシリーズです。今回は養生食でお話ししたフルーツつながり。「甘いリンゴとレモンの組み合わせ」がまさに甘酸化陰ですね!
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
《白露》
はくろ 二十四節気15番目。9月8日~9月22日
だんだん秋らしくなり、場所によっては朝露がおりはじめ、その露が白く見えることを意味しています。夏から秋への季節の変化を感じながら、秋の味覚を楽しめれば素敵ですね。
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