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2020年04月24日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
友人からのメールに、「最近、無水調理に凝っています!」という文面がありました。「普通の調理と何が違うの?」と聞いてみると、「この間ポトフを作ったんだけど、すご~くおいしくできたよ!」とのこと。
おいしいものが大好きなワタシ。無水料理について興味が出てきたので、調べてみることにしました!
無水調理とは、ほとんど水を使わない調理法のことをいいます。蒸し野菜や煮物、煮込み料理など、余分な水を加えずに食材から出る水分を利用して調理します。普通はたっぷりの水を加えることが多いのに、水を入れないで調理できるなんて不思議ですよね。
無水調理は普通の鍋ではできません。無水調理ができる鍋は、加熱すると鍋本体とふたの隙間に「ウォーターシール」と呼ばれる水の膜ができます。このウォーターシールができると、鍋の中が一定の温度と圧力に保たれ気密性の高い状態になりますが、ここで食材から出た水分を循環させることで火を通していくのです。
この調理法だと、お湯でゆでると流れ出してしまう水溶性のビタミンCやビタミンB1、ビタミンB2などのビタミン類の他、ミネラルなどの栄養分の多くを残すことができます。食材が持つうま味もしっかりと残るため、完成した料理がよりおいしくなるのだそう。
この特別なな鍋はとても熱伝導がいいのが特徴。時短で料理が作れたり予熱で火を通したりもできるので、光熱費のコストを下げられるというメリットもあるようですよ!
無水調理用の鍋には「無水鍋」という名前で販売されているロングセラーのアルミ鍋をはじめとして、鋳物ホーロー鍋やステンレス鍋、自動調理ができる調理家電など、たくさんの種類があります。
最近のブームもあって、おしゃれなデザインの鍋がたくさん登場しているようです。無水調理用の鍋は、煮たりゆでたり、炒めたり揚げたりという通常の鍋としても使えるので、一つあると料理のレパートリーがぐっと広がるかも!?
例えば、こんなお料理ができるそうです。
無水の状態で材料に火を通す「無水肉じゃが」や、火を通した後にだし汁を加えて作る「無水豚汁」。材料とトマトの水煮缶、カレールウだけでできる「無水カレー」など、通常の鍋で作れるメニューのほとんどは、無水調理ができるのですって!
なるほど。無水調理は、素材のおいしさを出す調理法なのね! カレーやシチューも、いつもよりおいしく作れそうだし、ワタシも挑戦してみたくなりました。なんだかお料理するのが楽しくなりそう♪
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参照:はるちゃんキッチン
イラスト:飛田冬子
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