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2020年01月30日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
バレンタインが近づくにつれて気になるものといえば、もちろんチョコレート! ダンナさんや子どものためにチョコレートを買いつつ、ついつい「自分用」も探してしまったりして……。
甘くておいしいチョコレートだけど、カロリーや糖質を考えると、ダイエットの敵。できるだけ控えなきゃ……と思いつつ、チョコレートの誘惑と闘っていると、娘が「チョコレートって健康にいいのよ、知らないの?」と言ってきました。
チョコレートが健康にいいってどういうこと? もしかしてたくさん食べても大丈夫なのかしら? 疑問に思い調べてみると、チョコレートの意外な効能がわかりました!
チョコレートの原材料であるカカオには「カカオポリフェノール」という成分が含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立つといわれています。「抗酸化作用」とは、加齢とともに起こる細胞の酸化を緩和する作用のこと。つまり、ポリフェノールは健康にいいだけでなく、美容にもいいようね! 他にも、カカオポリフェノールは血圧の低下、アレルギーの改善、脳の活性化などに効果があるとされています。
チョコレートはカカオ豆を丸ごと使っているため、他の食品に比べてポリフェノールが豊富に含まれています。ただし、カカオポリフェノールは一度にたくさん摂取しても体内にとどめておくことができないという特徴があるので、毎日少しずつ取ることが大切なんですって。
また、カカオには「カカオプロテイン」という成分も含まれており、便のかさを増し、腸内環境を整えてくれるので、便秘改善効果が期待できます。
とはいえ、チョコレートそのものをたくさん食べることはカロリーオーバーにもつながりかねません(気を抜くと太っちゃう!)。厚生労働省が推奨している間食の適量は1日に約200kcaL。チョコレートでいうと、一般的な板チョコレートの7割くらいの量です。1枚食べたら、カロリーオーバー! チョコレートに限りませんが、食べ過ぎはいけませんね……。
最近は、高カカオ・低糖質のチョコレートがいろいろと発売されているので、そういったチョコレートを間食に取り入れれば、カロリー控え目で、ポリフェノールが取れるのでいいですよね! 今年の自分用バレンタインは、高カカオチョコレートを買ってみようかしら。
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イラスト:飛田冬子