「あの人の、とっておき」手土産エピソードキャンペーン開催のお知らせ
2024.12.202025年01月08日
【羽田美智子さんのとっておき#1】
20年名作ドラマを支えたみたらし団子 おばあちゃんの笑顔に励まされて
数々のドラマシリーズに出演するなど、俳優として第一線で活躍し続ける羽田美智子さん。そんな羽田さんの心を動かすのは、作り手の愛情や想いが感じられるもの。手土産でもそうした味を大切にしているそう。中でも、心に残る“とっておき”の味があるそうで……。
羽田美智子さんプロフィール
1968年生まれ。茨城県出身。94年公開の映画「RAMPO」でヒロイン役に抜擢され、日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。以後、映画やドラマ、紀行番組など幅広く出演。主な出演作に「サラリーマン金太郎」シリーズ、「特捜9」シリーズ、「おかしな刑事」シリーズなどがある。また2019年には実家の屋号を継承したオンラインセレクトショップ「羽田甚商店」をオープン。食品や衣類、スキンケア商品など、自身が心を動かされた本当にいいものだけを厳選して紹介している。
ドラマに欠かせなかった昭和レトロな風情の和菓子店
誰もがホッとするやさしい笑顔と、穏やかな雰囲気が魅力の羽田美智子さん。俳優としてはもちろん、旅番組のナビゲーターとしても活躍。日本各地のおいしいものに触れてきました。
そんな羽田さんが心惹かれるのは、作り手の愛が感じられる味。中でも、ホッとする空気感をまとったものに目がないそうです。
今回紹介してくれた“とっておき”も、そんな温かな愛が詰まった和菓子。出合いは20年以上前にさかのぼります。
「下町を舞台にした人情ミステリードラマ『おかしな刑事』の撮影で食べたのが最初の出合い。20年続いたシリーズ作品なので、父親役の伊東四朗さんと毎年一緒に食べた思い出の味でもあります」
伊東さん演じるたたき上げの刑事と、羽田さん演じるエリート警視という、凸凹父娘コンビの活躍を描く「おかしな刑事」。作中、そんな親子が語り合うシーンに欠かせなかったのが、昔懐かしい雰囲気の和菓子店で一緒に食べるお団子です。
「事件を解決していく刑事ドラマの中で、お団子を手に親子で語り合う場面は、事件解決の糸口をつかむ上でも、物語の中で鍵を握るシーンとしても重要でした。そして何より、このお店の看板娘のおばあちゃんのことが、私も伊東さんも大好きで。ここのお団子を食べると、ニコニコしたおばあちゃんのやさしい笑顔や声を思い出します」
お団子を囲んで他愛もないおしゃべり
羽田さんは、このお店のおばあちゃんとの思い出をこう振り返ります。
「毎年、ドラマの撮影でお店に伺うと、おばあちゃんが満面の笑みで『また来てくれてうれしい、うれしい』って出迎えてくれるんです。そして毎年、『今年は88歳になりました』『89歳になりました』ってお歳を教えてくれるんです」
そんな、看板娘のおばあちゃんが居たのが、東京都北区の...