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素朴な疑問花粉の量はどうやって決まるの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
花粉症のワタシは、春になると目がムズムズ、鼻づまりもひどくて困っています。2022年は花粉の量が多いというニュースを見ましたが、花粉の量ってどうやって決まるのでしょうか? 今日は気になる花粉の仕組みについて調べてみようと思います。
花粉の量はどう決まる?
花粉が原因で発症する花粉症は、季節性のアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の総称。アレルギーとなる原因の代表格はスギ花粉。
スギには雄花と雌花があり、そのうち花粉を作るのは雄花。マッチ棒ほどの小さな雄花の中には40万個もの花粉が入っているといわれ、毎年2月から3月にかけて風に乗って一斉に花粉を飛ばします。風に舞った花粉を雌花が取り込み、やがて実をつけるというのがスギが育つ仕組みです。
スギ花粉の飛散量は、前年の夏に、雄花の花芽(花になる部分)がどれだけ成長するかによって決まるんだそう。
最高気温が30℃を超えて日照時間が多いと花芽はたくさん作られるので、翌年の花粉量が多くなります。逆に最高気温が25℃程度の涼しい日が多いと、スギは花芽を作るより枝を伸ばそうとするため、花粉量は少なくなります。
「猛暑になると花粉が増える」と言われるのは、夏の気象条件がスギ花粉の量に関係しているからなんですね。
花粉症の原因になる植物
花粉症といえばスギというイメージが強いですが、日本では60種類ほどの植物が花粉症の原因とされているんですって。
例えば関東地方の場合、2~3月にピークを迎えるスギ花粉の飛散が落ち着いてくると、入れ替わりで増えてくるのがヒノキ花粉です。ヒノキ花粉は4月にピークを迎え、5月には飛散を終えます。すると今度は5月下旬にイネ花粉がピークに達し、その後10月頃まで飛散し続けます。
9月を中心に、秋にはブタクサやヨモギ、カナムグラなど、草本植物の花粉が多く飛散します。そして10月頃からはわずかながらスギ花粉の飛散も……。
こうしてみると、一年中何かの花粉が飛んでいるんですね。目のかゆみや鼻づまりなど、ひどくなると仕事や生活に支障が出てしまう花粉症。薬などもを上手に使って、つらい季節を乗り切りたいですね!
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参照:アレグラFX
イラスト:飛田冬子
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