公開日:2023年09月01日
素朴な疑問
梨の栄養って?どんな効能があるの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ご近所さんから、梨をたくさんいただきました。早速ひとつ剥いて食べていると、娘が「梨って水分ばっかりであまり栄養がなさそうよね」とひと言。
そんなことないと思うんだけどな〜。でも、確かにりんごよりは栄養が少なそうな気もするわね。そのまま食べる以外の食べ方も知りたいし、調べてみます!
梨に含まれる栄養って?どんな効能がある?

しゃりしゃりとした食感とさわやかな甘さが特徴の日本梨。水分が多く栄養がなさそうだと思われがちな果物ですが、文部科学省「食品データベース」によると、以下のようなさまざまな栄養素が含まれていることが分かります。
- エネルギー:38kcal
- 食物繊維:0.9g
- カリウム:140mg
- ビタミンC:3mg
- 亜鉛:0.1mg
- 葉酸:6μg
- ビタミンB1:0.02mg
- ビタミンB6:0.02mg
- カルシウム:2mg
※可食部100gあたりの数値
梨はりんごやみかん、ブドウ、柿などと比べてカロリーがもっとも低く、カリウムやビタミンC、食物繊維などの栄養素が含まれていてとってもヘルシー! 他の果物と比べて飛び抜けて栄養素が多いというわけではありませんが、引けを取らない含有量です。
また、梨にはアスパラギン酸も含まれているため、夏の暑さで疲れた体を元気にしてくれます。
とはいえ、梨は食べ過ぎると体を冷やすともいわれているため、1日に2分の1個程度を目安としてください。
梨は料理にも使える!

梨は皮を剥いてそのまま食べる以外にも、サラダやソースなどの料理に使ってもおいしくいただけます。他の食材と組み合わせることで、梨だけでは摂りきれない栄養素を補給できます。
おすすめは、肉の下処理に利用する方法。すりおろして肉に混ぜておくと、梨に含まれるタンパク質分解酵素「プロテアーゼ」の働きによりやわらかく仕上がるほか、肉に含まれる鉄分やビタミンB1などが梨の栄養を強化してくれます。
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参照:トクバイニュース
イラスト:飛田冬子




