素朴な疑問ホワイトアスパラの旬は?グリーンアスパラとの違いも

公開日:2023/05/01
ホワイトアスパラの旬はいつ?グリーンアスパラとの違いは?
ホワイトアスパラの旬はいつ?グリーンアスパラとの違いは?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

アスパラが大好きなワタシ。今夜はアスパラのサラダを作ろうとスーパーへ行くと、めずらしく生のホワイトアスパラも売っていました。

 

せっかくなので、ホワイトアスパラで作ってみようかしらなんて考えていると、ふと疑問が……。

 

ホワイトアスパラとグリーンアスパラって同じように調理していいのかしら? そもそも色以外に違いはあるの? 気になるので、調べてから夕飯を作ろうと思います!

 

ホワイトアスパラとグリーンアスパラの違い

ホワイトアスパラとグリーンアスパラの違い

アスパラガスはユリ科の多年草です。栽培方法も多様で輸入もされており、通年店頭に並んでいるため、旬を意識することは少ないですが、春から初夏にかけてがもっともおいしいといわれています。

 

実は、グリーンアスパラとホワイトアスパラはまったく同じ種類。栽培方法によって見た目や含まれる栄養素に違いが出ます。

 

一般的なグリーンアスパラは、発芽した後も日光を当てて育てるため、葉緑素が生成されて緑色になります。味はやや青臭さがありますが、カロテンやビタミン類、アスパラギン酸などの栄養素も多く含まれているのが特徴です。

 

一方、ホワイトアスパラは、発芽後すぐに盛り土をして、日光を当てずに地中で育てていきます。日光に当たらず育つため、カロテンはほとんど含まれずビタミンCが少量含まれる程度。やわらかく、ほんのりとした甘味と繊細な香りがあり「春を告げる野菜」としてヨーロッパで親しまれています。

 

見た目もホワイトアスパラの方がグリーンのものよりも太く、先端が丸みを帯びており、アスパラの特徴である「はかま」と呼ばれる部分もあまり目立ちません。

 

ちなみに、最近見かけるようになった紫のアスパラは、品種そのものが違います。抗酸化作用が強いアントシアニン色素が多く、強い甘味とやわらかさが特徴で生食にも向いています。

 

ホワイトアスパラのおいしい食べ方

ホワイトアスパラのおいしい食べ方

栽培に手間がかかる上に傷みやすいホワイトアスパラ。缶詰のイメージが強いですが、新鮮な生のものが手に入ったときは、以下の方法でゆでるとおいしくいただけます。

 

  1. 根元を1cmほど切り落として硬い部分や皮を剥く(剥いた皮は捨てずに取っておく)
  2. たっぷりと湯を沸かして塩とレモン汁(もしくは酢)を少量入れる
  3. ホワイトアスパラと皮を入れて4〜5分ゆでる
  4. 火を止めて15〜30分ほど放置すると独特の苦味が抜ける

 

ゆでたホワイトアスパラは、少量の塩やオリーブオイルを添えて食べたり、サラダや前菜、ソテーなどにしてシンプルにいただくのがおすすめです。

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参照:VEGEDAY

   山形味の農園

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ハルメク子さん
グリーンとホワイトを両方使って、エビと一緒にアヒージョにしました!

イラスト:飛田冬子


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