お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2022年09月04日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
焼き魚には、かぼすを絞って食べるのが好きなワタシ。スーパーでかぼすを買おうとして、ふと迷ってしまいました。「すだち・かぼす・ゆずって、どう違うの?」
見た目が似ているので買うときに迷ってしまわないように、調べてみました!
実は、すだち、かぼす、ゆずは大きさが違うのです。大きい順番から「かぼす→ゆず→すだち」となるため、並べてみると違いは一目瞭然。
かぼすはテニスボールほどの大きさ、すだちはゴルフボールほどの大きさ、ゆずはその中間くらいの大きさとなります。
また、ゆずとすだちは大きさが似ているものもありますが、かぼすはつるっとした表面なのに対して、ゆずはごつごつしているという特徴があります。
すだち、かぼす、ゆずはそれぞれ似たようなものと考えている方も多いのですが、代用できることはあれど、味わいや使い方が少しずつ違います。
すだちは徳島県の特産で、国内生産量の97%を徳島県が占めています。皮が薄く果肉は明るいライムグリーンです。さわやかですがすがしい風味が楽しめるという特徴があります。
焼き魚、松茸、鶏肉のグリルなど、焼き物に絞って使うことが多いすだちは、皮にポリフェノールの一種であるスダチチンが含まれていて、体重増加を抑制したり、糖質、脂質代謝の改善効果も確認されています。
かぼすは大分県の特産で、全国のかぼす生産量の99%近くを大分県が占めています。熟すにしたがって皮が黄色くなるという特徴があります。果肉は透明感があり乳白色。酸味が強くさわやかな風味がありますが、皮が黄色くなるにつれて酸味が減り甘くなります。
唐揚げ、刺身、天ぷら、味噌汁などの調味料としておすすめです。そのほかにも、酢の物やドレッシングなどにも使用できる万能調味料です。
高知県の特産品であるゆずは、11~12月頃に黄ゆずが、8~10月頃に青ゆずが流通します。種が多く青いうちは酸味や苦みが強いですが、香りづけに適しているため、皮を削って使用されることもあります。
ゆずはお湯に入れると血行促進作用によって体を芯から温めてくれるという効果があり、12月の冬至の日は、ゆず湯に入ると風邪をひかずに過ごせるとされています。
■人気記事はこちら!
参照:FOODIE
イラスト:飛田冬子