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2021年03月28日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
スーパーで菜の花を見かけるようになると、「春だなぁ~」と感じますよね。菜の花の食べ方はお浸ししか思い浮かばないので、今日は、「他においしい食べ方がないかな?」とネットでいろいろ調べてみたんです。そうしたら、面白い事実に気が付きました!
実は、「菜の花」という植物は、植物学的にはないんですって! 菜の花はアブラナ科の植物の花芽の総称でした。
アブラナ科の植物には、アブラナ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、大根、白菜、水菜、カブ、カラシ菜、チンゲン菜といったおなじみの野菜がずらり。
一般的には、花が咲く前に収穫されてしまうので、いろいろなアブラナ科の野菜の花を見る機会は少ないそうです。だから、こんなにアブラナ科の野菜があることに気が付きにくいのですね。畑に黄色い花が咲いていて、「わぁ、菜の花!」と近づいてみると、とうが立ったブロッコリーだったということもあるようです。
代表的な菜の花といえば、アブラナですが、アブラナは成長過程によって、名前が変わるのだそうです。つまり、同じ野菜を成長過程によって呼び分けているのですね。
まずは、おいしい菜の花の選び方について。黄色い花が少し咲いていた方がつい「きれい~!」と思ってしまうのですが、つぼみは固く、開く前のものがベストだそうです。花が咲いた状態のものは、口当たりが悪く、苦みが強いことがあります。また、茎や葉の色がみずみずしく、茎の切り口が新鮮なものを選びましょう。
菜の花は、買ってきたら、その日のうちに調理するか、もしくは濡れたキッチンペーパーや新聞紙などに包んでビニール袋に入れ、つぼみを上にして冷蔵庫(あれば野菜室)に立てて保存するとよいでしょう。冷蔵保存をしても、2~3日中には食べ切りましょう。
また、菜の花は葉の柔らかさに対して、茎が硬いので、ゆで方に注意しましょう。
次は、菜の花を使った簡単なお料理をご紹介します。
ゆでて水気を絞り、食べやすく切った菜の花を、練りごま、しょうゆ、砂糖、塩、滑らかにした絹ごし豆腐とあえます。
ゆでて水気を絞り、食べやすく切った菜の花を、粗くつぶした半熟ゆで卵、オリーブオイルとしょうゆであえます。
ゆでて水気を絞り、食べやすく切った菜の花と、オイル付けのツナ缶(オイルは切っておく)を混ぜ、塩、ごま油、白いりごまで味をつけます。
フライパンに、オリーブ油、ニンニク、ベーコンを入れて炒めます。香りがたってきたら、菜の花を加え、少し焼き色がつくまで炒めます。最後に塩コショウで味付けをして完成。
菜の花の食べ方を考えていたら、夜の晩酌が楽しみになってきました♪
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参照:旬の食材百科
イラスト:飛田冬子